【MVP受賞者インタビュー】「目指したのは、数字のためじゃない。」"出会えて良かった人"であり続けたい、THE C SANJO所属 亀山実希さん

みなさん、こんにちは!
今日は毎月、全スタッフの中から選出される「一生懸命MVP」の受賞者インタビューをお届けします✨


一生懸命MVPとは

ビジョナリーの採用コンセプトでもある“一生懸命を笑わない“。
この採用コンセプトに基づき、毎月全スタッフの中から”一生懸命MVP”を表彰しています。
(過去の記事はこちら📎:https://times.visionary.day/posts/a9SxH3xF


障害福祉の仕事は、「支援」だけではない

福祉の仕事は、ご利用者様の食事や排泄・入浴・外出をサポートするなど、日々の暮らしに寄り添うことはもちろんですが、その支援内容を正しく記録し、行政へ報告するための書類を作成することも欠かせない大切な仕事です。

支援記録や実績入力、請求書類の作成など、一つひとつの記録は、ご利用者様へ適切なサービスを提供し、事業所としての信頼を守るための重要な役割を担っています。

ビジョナリーでは、各事業所で作成した請求データを管理本部が最終確認する体制を整えており、請求内容は複数の視点で確認されたうえで行政へ提出というフローで実施されています。
その上で現場では、管理本部で確認・修正が必要となる案件をさらに減らし、より質の高い業務につなげるため、一人ひとりが日々改善に取り組んでいます。


今回、一生懸命MVPを受賞したTHE C SANJO所属の亀山実希さんは、請求業務に向き合う中で、そうした想いを誰よりも強く持ち続けてきました。今回はその心意気や責任感の強さ等、仕事に向き合う姿勢をインタビューしてきました!!

確認段階での精度向上を追求する

請求業務の中で亀山さんが目指したのは、確認段階で修正が必要となる案件を限りなくゼロに近づけること。

亀山さん『以前は別の請求の担当者がいたので、私は業務を少し手伝う程度でした。
でも、いざ自分が請求担当になった瞬間に見える景色が今までとは大きく変わりました。

1件でも確認段階で修正が必要になると、私自身は心から悔しい。あんなに確認したのに、と落ち込みます。

ですが周りのスタッフからは、

”今回は少ない方だから大丈夫。

”そんな励ましの言葉が聞こえてきました。』

もちろん周りのスタッフに悪気はありません。
それでも亀山さんは、どこかその意識の違いに違和感を覚えました。

亀山さん『改善できることを「しょうがない」で終わらせたくなかったんです。
みんなで「次はどうすれば防げるか」を考えられるチームになりたいと思いました。』

その想いが、より正確な業務を追求する姿勢の始まりでした。

ーーー実際に亀山さんが取り組んだことは、具体的にどんなことでしょうか。

亀山さん『シンプルですが、とにかく何度も確認することです。

夜勤の時間や日勤のスキマ時間に日々の支援記録と実績表を何度も見比べながら、
一つひとつ確認を重ねました。
さらに、最近では誰がどんなミスが多いかの統計をとることや、

そうなってしまう原因は何なのか。

ただ指摘するだけではなく”次はどうすれば防げるか。”

そこまで考えるようになりました。』

周囲へ修正をお願いしたり、改善を伝えたりすることが苦手だった亀山さん。

「自分がやればいい」と、スタッフの分の修正も一人で抱え込み、黙々と修正を続けていました。

しかし、業務量が増えるにつれ、一人で抱え続けることに限界を感じるようになります。

そんな時に相談したのが、長年現場で支援経験を積み
実績確認なども担当してきた、相談支援事業所ten.で相談支援専門員として活躍する荒牧愛佳さんでした。

亀山さん『私が一人でいっぱいいっぱいになっていた時、愛佳さんが「話聞くよ」と言ってくださり、請求担当業務に関してのアドバイスをくださいました。

”言い辛いことを言う時、伝え方も、伝えるタイミングも大切。
でも、言わなきゃいけないことは本人のためにも、言わなきゃダメ。”

「配慮はするが、遠慮はしない」というビジョナリーのイズムにもあるように、指摘するタイミングや伝え方(配慮)しつつ、遠慮はしないということ。

亀山さん『愛佳さんにアドバイスをいただいてからは、スタッフに指摘する前に
”口うるさく言うけど、ごめんね(笑)”と、前置きして伝えています。
そんな風に事前に伝えておくことで、前よりも指摘しやすくなりました。』

愛佳さんのこれまでの多くの経験からの的確なアドバイスは、悩んでいた亀山さんの背中を押してくれました。


そしてもう一人、亀山さんの身近にはいつも思い浮かべる存在がいます。
それが人事本部の五藤亜矢子さんです。社内でも姉妹のようだと噂され、亀山さんにとって身近で大きな存在です。

(写真左:亀山さん/写真右:五藤さん)

亀山さん『入社の際の面談で初めて亜矢子さんに会った時、はなしやすく気さくな雰囲気に「この人と一緒に働きたい。」そう思いました。

いざ入社してみると、配属先には亜矢子さんの姿があり驚いたことを今でも覚えています。

人事業務と並行して、長年経験を活かして新人スタッフの同行にもついてくださっていた亜矢子さんとはしばらくの間、THE C SANJOで一緒に働かせていただきました。

ちなみに、亜矢子さんのことは親しみを込めて”ねえやん”と呼ばせていただいております。(笑)』

困った時。

言葉に迷った時。

今でも思い返すのは姉のように慕っている亜矢子さんの姿。


亀山さん『ねえやんはこれまでの経験から乗り越えてきたものも多く、勉強になることばかり。

ねえやんだったら、どう伝えるかな。

こんな時、どうするだろうと、判断に迷った時には、ねえやんならどうするだろうと考えるんです。

”いいところ、盗めるところは盗もう”そんな気持ちで
一緒に過ごす時間を学びに変えて過ごしていました。』

先輩たちや一緒に働くスタッフの"いいところ"を盗み自分の中へ取り入れていく。
それが、亀山さんらしい成長の仕方でした。

「出会えて良かった人でいる。」

そんな亀山さんには、ずっと大切にしている言葉があります。

それは、「出会えて良かった人でいる。」ということ。

亀山さん『私個人でも”出会えて良かった”と思っていただきたいですが、
それ以上に、
”THE C SANJOのスタッフって素敵だよね”って思ってもらえたらそれが一番嬉しいですし

”THE C SANJOのスタッフってすごいよね”って全国の事業所から言われるような


スタッフ一人ひとりが輝き、頼りになる部署を目指していきたいです。』


「きれい事だ」と思っていた理念が、今はわかる。

そんな亀山さんも、実は入社当初はビジョナリーの理念にどこか距離を感じていたといいます。

亀山さん『入社したばかりの頃は業務に追われていて、自分の時間を確保する余裕がありませんでした。だから、社内に掲げられている理念を見ても、「きれい事だな」と感じていた時期もありました。』

当時は、目の前の業務をこなすだけで精一杯。
ご利用者様のことを考えたい気持ちはあっても、心の余裕を持てない日々が続いていました。そんな亀山さんも、今では仕事と好きなバレーボールを両立しながら働いています。

亀山さん『勤務後にバレーボールの大会へ行く日もあります。ご利用者様から「試合、頑張ってね」と笑顔で送り出していただくこともあるんです。

自分自身が充実していると、その分、ご利用者様にも自然と笑顔で接することができる。今は、その意味がすごくよく分かります。』

以前は「きれい事」に思えた会社の理念も、今では自分自身の実感として受け止められるようになりました。

自分が満たされているからこそ、人に優しくなれる。

そのことを、亀山さんは日々の仕事の中で実感しています。

ご利用者様の「やりたい」を叶えたい

亀山さん『今年の夏はご利用者様の「花火がしたい。という願いを叶えるため、夏祭りを企画しています。

乗り気じゃないそぶりを見せる利用者様にも声をかけると「仕方ないな〜」という感じで参加してくれるので、持ち前の明るさで声をかけ続けています。』

みんなで思い出を作りたい。
そのために声掛けの仕方一つを工夫し、日頃からの関係性づくりを心がけていると話してくれました。

職場では、亀山さんはムードメーカーでもあります。

「亀ちゃんがいないと静かだね。」

そんな声をかけられることも少なくありません。


亀山さん『精神的に不安定になりやすいご利用者様にも、

少しでも笑ってもらえたら。

元気になってもらえたら。

そんな想いで、今日も明るく声をかけ続けています。』


なぜ、請求業務に向き合い続ける姿勢が評価されたのか

約1,500件に及ぶ支援実績。その一件一件と向き合い、確認段階で修正が必要となる項目を限りなくゼロに近づけようと努力を続けてきた亀山さん。

今回MVPに推薦した板垣リーダーは、その姿勢を高く評価し、さらに亀山さんのみならず今後の会社全体の目指す姿についてもお話ししてくれました。

板垣さん『THE C SANJOやTHE C OKUCHO、WeeW、HIDAMARIといった、訪問支援を行う居宅介護の拠点での請求業務は、グループホームと比べても工程が非常に多く、確認項目も多岐にわたります。

現在、THE C SANJOでは月間約1,500件もの支援が行われています。
その1件ごとに「ケアウイング(支援記録)」への入力と「紙の実績記録」が必要で、
支援時間が計画から一定以上前後した場合には、理由の確認や記録内容の修正が必要になります。

そんな複雑な業務の中で、確認段階での請求に関する修正を限りなくゼロに近づけようと、
苦悩しながらも一つひとつ丁寧に積み重ねてきた姿勢は、
THE C SANJOだけのものではなく、全拠点が目指すべき姿だと感じました。

今回のMVPをきっかけに、”仕方ない”で終わらせず、より良い支援のために考え続ける文化が、会社全体へ広がっていくことを期待しています。』

この取り組みを"一人の頑張り"で終わらせず、会社全体の文化へ広げていきたいーー
そんな想いから、板垣さんから全スタッフに伝えたいことがあるそうです。

板垣さん『どこの拠点も限られた時間の中で、支援以外の業務にも取り組んでいます。だからこそ、会社全体として"時間の使い方"をもう一度見直してほしいと思います。

時間の使い方が上手になると、効率的な業務の進め方が身につき、自分自身もラクになります。

極端な話ですが、時間の使い方を考えることに時間を使ってもいいと思うんです(笑)

今のやり方に満足するのではなく、
「どうすれば、もっと短い時間で、もっと質の高い仕事ができるか」を考え続けること。

また、そのためには情報共有の仕組みも大切です。

たとえば、修正依頼や確認事項を個人間のメッセージだけで完結させるのではなく、
オープンなチャンネルでメンションを活用して共有することを、会社全体の標準にしていきたいと考えています。

一人の修正内容は、その人だけの課題ではありません。

チーム全体で改善点を共有し学び合うことで、一人の経験が組織全体の成長につながります。
そうした積み重ねが、業務品質を高めるだけでなく、より質の高い支援につながっていくと思います。』

AIの活用などによって、記録作成や文章作成にかかる時間は、以前より短縮できるようになりました。
しかし、本当に大切なのは、
短縮して生まれた時間をどう使うか。

支援を見直す時間としてスタッフ同士で情報を共有し、より良いやり方を考える時間に充てるのか。

その積み重ねが、ご利用者様へ届ける支援の質を高め、一人ではなくチーム全体で支える文化を育てていきます。

今回、板垣リーダーが伝えたかったのは、亀山さん一人の努力を称えることだけではありません。

「より良い支援は、より良い仕組みから生まれる。」

時間の使い方を見直すこと。
そして、情報をチーム全体で共有し、支え合う文化をつくること。

その積み重ねこそが、確認段階での修正を減らし、ご利用者様へより良い支援を届けることにつながる――。
そんなメッセージが、今回のMVP推薦には込められていました。


"三条のスタッフってすごい。"

亀山さんはインタビューの最後に、こんな言葉を話してくださいました。

亀山さん『私としてではなく、これからもTHE C SANJOが、どこの部署よりもスタッフが輝いている部署、頼りになる部署になれるよう頑張ります。』


一生懸命MVPを受賞したのは、亀山さん一人です。

でも、亀山さんが目指しているのは、自分だけが評価されることではありません。

「三条のスタッフってすごいね。」

そう言われるチームをつくること。


より正確で質の高い業務を追求した先にあったのは、数字だけではありませんでした。
一人ひとりが責任を持ち、学びを共有し、チーム全体でより良い支援をつくり続ける文化。

その積み重ねが、今日もまた、ご利用者様にとって「この人たちに出会えて良かった」と思っていただける支援につながっていきます。




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