みなさん、こんにちは〜!!本格的な夏が近づき、日差しの強さを感じる季節になりました。新年度がスタートして数ヶ月が経ち、それぞれの場所で積み重ねてきた努力が少しずつ形になり始める頃ではないでしょうか。今回は、5月度の「一生懸命MVP」に選ばれたNOIE OKAYAMAの2名のスタッフインタビューをご紹介します✨数多くのスタッフの中から受賞したお二人は、どのような想いで日々の仕事に向き合っているのでしょうか。受賞の喜びや普段から大切にしていること、そして今後の目標についてお話を伺いました。◾️一生懸命MVPとはビジョナリーの採用コンセプトでもある“一生懸命を笑わない“。この採用コンセプトに基づき、毎月全スタッフの中から”一生懸命MVP”を表彰しています。(過去の記事はこちら📎:https://times.visionary.day/posts/URn1Bkio)約1年半前、2025年2月にNOIE OKAYAMA(ノイエオカヤマ)が開所いたしました。開所当初、地域から向けられる視線は決して温かいものばかりではありませんでした。「障害者施設ができる」その言葉だけで不安を抱く地域の方々も少なくはなく、町内会では説明を求められ、厳しい状況のなか事業について説明を行うこともありました。そんな中、地域との信頼関係を一歩ずつ築いてきた二人のスタッフがいます。今回、一生懸命MVPを受賞した小坂歩さん、成松 美佐子さんです。お二人はNOIE OKAYAMA開所時より、ビジョナリーの一員として勤務しています。まずご紹介するのは、NOIE OKAYAMA所属の成松 美佐子さん。約5年前、当時勤めていた職場で「飼っているヤギを手放すことになった」と相談を受けたことがきっかけで、現在は2頭のヤギとともに、自然豊かな環境で生活をしています。ヤギたちとの暮らしを大切にするため、現在はグループホームで夜勤専属のスタッフとして勤務。「ヤギとの出会いは運命でした」と笑顔で話す成松さん。動物と向き合う中で身についた「相手のペースを大切にする姿勢」は、ご利用者様への支援はもちろん、地域の方々とのコミュニケーションにも自然と活かされていると言います。「警戒されていた場所」が「挨拶が返ってくる場所」へ。/成松美佐子さん成松さん『開所した当初、地域の皆さんの反応は決して歓迎ムードではありませんでした。「障害者施設」という言葉だけが先行し、不安や警戒の目を向けられることも少なくなかった。近所の方に挨拶をしても返ってこないことも。だからこそ、できるだけ顔を合わせる機会を大切にしてきたんです。』町内清掃や地域行事にはなるべく参加し、笑顔で挨拶を交わす。そうした積み重ねは、”すぐに結果が出るもの”とは思っていませんでした。成松さん『地域柄もあって、信頼していただくには3年くらいはかかるだろうと思っていました。』少しずつ変わっていった地域との距離活動を続ける中で、地域との関係は少しずつ変わっていったと話します。成松さん『町内清掃では何気ない会話が増え、散歩中のワンちゃんがスタッフに近寄ってくれたり、地域の方が自然に声を掛けてくださったり。徐々に自分たちを受け入れてくれているのかな?とコミュニケーションがとれるようになっていったんです。そして、最近では地域の方から直接感謝の言葉をいただく機会があり本当に嬉しかった。自分たちだけではなく、NOIEのスタッフみんなで続けてきたことが認められた気がしました。』「もっと知ってもらうこと」が次の目標成松さんには、これから挑戦したいことがあるそうです。それは、地域の方を事業所へ招き、障害への理解を深めてもらう機会をつくること。成松さん『私の知り合いの自閉症をお持ちのお子様の話ですが、パニックになると家を飛び出してしまうことがあったと耳にしました。近所の方には保護者の方が根気強くお子さんの障害について、何かあった時の対応について日頃からしっかりとお伝えしていたこともあり、一人で飛び出していってしまったその子を見つけた近所の方はそっとご家族に知らせてくれて、大きな事にはいたらなかった事例です。そういった話を聞いて、他人事とは思えなかった。NOIEでもその方のように、地域の方へ少しでも障害のある方について理解をしていただけたらと感じましたし、テレビなどで見る障害のイメージだけではなく、NOIEに実際にきて”こんな暮らし方もあるんだ””障害を持っている方が外に出たいという意志がある方がいるんだ”ということを、一人でも多くの方に知っていただきたいです。』チームだから続けられる最後に、一緒に働く仲間への想いを伺いました。成松さん『地域との関わりは、一人では続けられません。みんなそれぞれ得意なことが違うからこそ、チームで地域の方々といろんな関わり方や様々な取り組みに参加できることに意味があると思っています。以前の会社で教えていただいたお話ですが、ゲームを作る会社でも、プログラムを書く人だけでは完成しません。プログラムが得意な人は1、2人いればいい、お客様対応が得意な人、お茶を美味しく淹れられる人。そういう人が集まって働くことでいいチームになる。それぞれ得意なことを活かす役割がある。福祉の仕事も同じだと思います。』NOIE OKAYAMAがそれぞれの個性を活かし一丸となることで、地域の方々との関係性を築き上げていく、そして、福祉に興味・関心を持ってもらうことを一人でも増やしていく、そんな胸の内を話してくださいました✨続いてご紹介するのは、NOIE OKAYAMA所属の小坂歩さん。小坂さんは3人のお子様を持ち、長男と三男には軽度の障害があり、幼い頃から療育へ通いながら、子どもたちの成長を一番近くで見守ってきました。「子どもの小さな変化を見逃したくない。」そんな想いから約20年間、家庭を優先した働き方を選び、現在も時短勤務で仕事と家庭を両立しています。障害を持つ子の母として積み重ねてきた経験や、一人ひとりの小さな変化に気づく視点は、今の障害福祉の仕事にも大きく活かされています。地域との小さな積み重ねが、大きな信頼へ。/小坂歩さん小坂さん『一生懸命MVPに選ばれたと聞いた時は本当にびっくりしました(笑)まさか自分が選ばれるとは思っていなかったので、とても驚きました。』最初は遠くから見ていた地域の方が、今では声をかけてくれる小坂さん『開所当初は施設やスタッフの様子を地域の方は遠巻きに見られていることも多かったですね。しかし開所から時間が経つにつれ、近所のスーパーで買い物をしているとたまたま近所の方に話かけられ、施設についてご興味をもった質問をしてくださる方も出てきました。また、地域のボランティアに参加した際には「利用者の方はあまり外に出てこないけど、私たちに気遣っているの?」と、そんな質問をされることもありました。たまたま、通所に行かれていたり寒い時期だったこともあり散歩を控えていたことをお伝えしましたが、気にかけてくださっていたことが本当にうれしく、ボランティアなどに積極的に参加することで地域の方々との関係性が少しづつ築けているのかなと感じることが増えました。』最近では、毎週金曜日に施設駐車場に来る移動スーパーや、毎週月曜にはパン屋さんが来ることが地域の中で広まっていき、少しずつ近所の方が立ち寄るようになったことで、NOIEが地域の中で自然な存在になってきたことを実感しているそうです。母として歩んできた経験が、今の仕事につながっている小坂さん『”子どもの小さな変化を見逃したくない。”その想いから長く専業主婦として過ごし、その後は家庭と両立できる仕事を選び続けてきました。』そして最後に選んだのが、障害福祉の仕事でした。小坂さん『前職は、営業の仕事を10年ほどしていました。自分には向いていないと感じながらも、「苦手だからとすぐ辞めてはいけない」と子どもたちに伝えてきた手前、自分だけ簡単に辞めるわけにはいかず(笑)やりがいを感じることもありましたが、毎月のノルマや古い体質の人間関係で身体が限界を迎え退職という選択をしました。年齢的にも最後になりそうだし、次に働くなら”人の役に立つ仕事がしたい”。そんな中、求人サイトで目にしたのは、ビジョナリーの求人でした。そこには働くスタッフのルール【悪口・陰口は禁止】というものが書いてありました。介護は未経験でも、こんな素敵な職場でなら私も働けるかもしれないと思い、応募。さらに家庭を優先に、時短勤務で働きたいという想いをビジョナリーは受け入れてくれました。』「分からない」を一人にしない職場入社前の最終面接はオンラインでの実施。Zoomも触ったことがなく、オンライン面接で動画は繋がっているはずなのに音がでないというトラブルに。小坂さん『私は機械が本当に苦手で・・。最終面接では音が出ない状況の私をフォローして人事担当の森野さんが電話をくださり、画面を見ながら通話しながらといった状況で面接を行いました。そしたら面接の最後に森野さんが「小坂さん、最後まで諦めませんでしたね。」そう言ってくださったんです。面接を途中で諦めるなんて私には考えられないことで、なんとかできないかととにかく必死でした。なので、そんな風に言ってくださった時は一人一人をちゃんと認めてくれる、見ていてくれるんだと感じました。』ビジョナリーでは業務効率化のため、パソコンを使っての研修や日々の業務記録の入力作業も伴うため、そういった作業が苦手に感じる方が働くことをためらうことも決して多くはありません。そんな中でも、小坂さんは最後まで諦めずに苦手なことにも向き合い続けました。小坂さん『業務で分からないことがあれば、リーダーや他のスタッフの誰に聞いても教えてくれる環境です。そんなこともわからないのか、なんて言われたことは一度もありません。”研修のZOOM、ちゃんと繋げるかな”と不安だった際にも、山本リーダーが先回りして、パソコンを立ち上げてZOOMを繋いだ状態にしておいてくれたこともありました。このボタンを押すとミュートが解除できますよと、丁寧に操作まで教えてくれて。そうやって細かいこともちゃんとフォローしてくださったり、スタッフのみなさんが自然に助けてくださったり…。わからないことをわからない、苦手なことも苦手だと言えるような、本当に風通しのいい職場だと感じています。』地域に根付くということは、「特別なこと」ではないーーー最後に、『地域に根付いた事業所』とは、どんな存在だと思いますか?小坂さん『特別なことをするのではなく、地域の一員として自然にそこにいることだと思っています。普段から顔を合わせて、挨拶をして、少しずつ会話を重ねる。その積み重ねが安心につながるんじゃないかなと思います。』いつかは、地域のお祭りを事業所の駐車場で開催することも夢の一つ。小坂さん『開所当初からいつかそんなイベントができたらいいねと話していました。地域の方ともっと交流を深めていきたいので、ぜひ実現させたいですね。』今回、一生懸命MVPに推薦した山本リーダーは、お二人を推薦した理由について次のように話しています。山本さん『岡山市東区・西大寺エリアは、昔から地域のつながりが強く、新しいものを受け入れるまでに時間がかかる地域でもあります。NOIE OKAYAMAの開所当初も、「障害者施設ができる」ということに対して不安の声が多く寄せられ、班長会や町内会総会では、何度も説明責任を求められる場面がありました。そんな中で、「利用者様が地域の一員として安心して暮らせる環境をつくりたい」という想いを胸に、NOIEのスタッフの一員として地域との関係づくりに力を注いできたのが、小坂さんと成松さんです。お二人は、開所当初から町内会の川清掃に参加し続け、初めてお会いする地域の方にも自然に声を掛けられる柔らかな人柄を活かしながら、一歩ずつ信頼を積み重ねてきました。さらに、地域の方との何気ない会話の中から「秋祭りで人手が足りない」という困りごとを汲み取り、「NOIEとして協力できます」と自ら提案するなど、地域の課題にも真摯に向き合ってくださいました。その積み重ねが実を結び、地域の方から直接の感謝やお褒めの言葉をいただくまでになりました。地域との繋がりは、業務や支援のように目に見えやすい成果ではありません。しかし、回数を重ねるたびに地域との距離が縮まり、「NOIEが地域の仲間として受け入れられていく」姿を、私はすぐそばで見てきました。地域との信頼関係は、一日では築けません。だからこそ、小坂さん・成松さんのお二人が、継続してきてくれた小さな積み重ねに、今回スポットライトを当てたいと思い、一生懸命MVPとして推薦させていただきました。』今回の一生懸命MVPは、小坂さん、成松さんお二人だけの功績ではありません。開所当初から地域との関係づくりに向き合い続けてきたNOIE OKAYAMAスタッフ全員で積み重ねてきた1年半の歩みが評価されたものでもあります。目には見えにくいけれど、誰かの安心につながる仕事がある。その一歩一歩の積み重ねが、地域の中で「障害者施設」ではなく、「地域の仲間」として受け入れられる未来につながっていく。NOIE OKAYAMAが歩んできた1年半は、まさにそのことを教えてくれる時間でした。来月の、一生懸命MVP受賞者インタビューもお楽しみに!!✨