みなさん、こんにちは〜!!世界中がサッカーワールドカップに熱狂する中、改めて感じるのは、「強いチームは、一人のスター選手だけではつくれない」ということ⚽ピッチには、仲間をつなぎ、全体を見渡し、チームを支える司令塔がいます。障害福祉の現場にも、そんな存在がいます。それが「サービス管理責任者(サビ管)」です。障害福祉サービスにおいて、ご利用者様一人ひとりの支援計画を作成し、スタッフやご家族、関係機関と連携しながら支援の方向性を導く重要な役割です。しかしその一方で、「相談できる相手が少ない」「業務範囲が広い」「責任が重い」といった理由から、孤独を感じやすい職種でもあります。今回は、VISIONARY AWARD2026でビジョナリストにノミネートされ、現場と会社全体のサビ管育成を支えるNOIE ONOMICHI所属・細谷知弘さんにインタビュー。「人を支える人を、支えたい。」その想いから生まれた、“チームで行う支援”の形をご紹介します。「まずは安心してもらうこと」細谷さんが大切にしている支援の土台今回、VISIONARY AWARDでビジョナリストにノミネートされた細谷さん。周囲から高く評価される理由を尋ねると、返ってきたのは意外な言葉でした。『特別なことはしていないんです。ただ、安心感を与える空気づくりは意識していました。ご利用者様だけではなく、一緒に働くスタッフや新たにサービス管理責任者を目指すスタッフにも小さな困りごとを他人事にせず、声を掛けることや挨拶だけで終わらせず、いつもと違う表情に気付くこと、そんな日々の積み重ねを大切にしてきました。』サービス管理責任者は「支援の司令塔」『サビ管の仕事は、書類作成だけではありません。ご利用者様の支援計画の作成やそれを元にした現場スタッフとの連携。ご家族・相談支援専門員や他事業所との連携。時には支援面でチーム全体の方向性を整える役割も担います。サビ管は、ご利用者様と現場スタッフ、管理者をつなぐ大切な役割です。』ご利用者様にとって何が最善なのか。現場スタッフは無理なく支援できるのか。ご家族や関係機関とどのように連携していくのか。現場の想いも管理側の考えや状況も分かるからこそ難しい調整を行うため、サビ管は孤独になりやすい職種でもあると言います。「自分で自分にブレーキをかけていた」一見、明るく前向きなパワーを見せる細谷さん自身も、実は”不安”を抱え、悩んでいた時期がありました。『任せていただく業務の責任が大きくなればなるほど、「自分にできるだろうか」という思いが強くなっていきました。コーチングを学び始めたのも、自分自身を変えたいと思ったことがきっかけでした。人から見たら大したことじゃなくても、自分の中で不安を大きくしてしまい、行動することをためらい、自分自身にブレーキをかけてしまうことがありました。そんな自分を変えたのが"感謝する習慣"でした。』感謝を探すことで、視野が広がったーーー具体的にはどのような方法で感謝する習慣を身につけたのでしょうか。『たとえば、直接会えなくても毎週提出している、全員が見ることができる週報に小さなことでも他のスタッフの方に感謝の気持ちを書くこと。日々の積み重ねとしてできることとしては、業務ツール内のテキストで感謝を伝えること。”当たり前の行動”だと思っていたことを見つめ直すと、感謝は意外と多く身近にあるのだと気がつくことができます。現場スタッフがご利用者様と向き合ってくれているから、自分はサビ管の業務に集中できる。そうやって支えてくれる仲間がいるから前に進めるんだと考えるようになったことで、自然と視野が広がっていきました。感謝を意識すると、全部をポジティブに変換できるようになったんです。感謝を伝えるようになってから、人に頼ることも以前よりできるようになりました。』そう話す細谷さん。支える立場だからこそ、一人で抱え込まないことの大切さを実感しているそうです。ビジョナリーがつくる「サビ管を一人にしない仕組み」現在細谷さんは、自身の事業所だけでなく会社全体のサビ管育成にも携わっています。『新任のサビ管との面談や定期的なオンラインでの相談対応を行い、業務のサポートを行っています。サビ管は孤独になりやすい職種です。だからこそビジョナリーでは、事業所を超えて相談できる体制づくりを進めています。』「サビ管になりたいけれど不安がある。」「経験はあるけれど、相談できる環境で働きたい。」そんな方でも安心して挑戦できる環境づくりが、少しずつ形になっています。目指すのは「最強のサビ管チーム」細谷さんが所属するサビ管チームの目指す姿は、「自分一人が頑張ること」ではありません。各事業所でサビ管が育ち、互いに支え合いながら成長できるチームです。『ご利用者様にとって良い支援を届けるためには、まずスタッフが支援の楽しさを感じることが大切だと思います。ご利用者様の新しい一面が見えた時、スタッフが「支援がうまくいった」と、成功体験を積めた時、みんなで考えた支援が形になった時。その喜びをチーム全員で共有できる組織をつくりたいと思います。スタッフの皆さんがそう感じてくれるように最大限のサポートをするのがサビ菅の役目です。ビジョナリーでは最強のサビ管チームを目指して行きます。』”最強のサビ管チームを目指す”そう力強く語る細谷さん。人を支える人が、一人で抱え込まなくていい環境をつくること。その挑戦は、サビ管だけではなく、現場スタッフ、ご利用者様、そしてご家族へと良い循環を生み出していくはずです。サービス管理責任者は、ご利用者様を支えるだけではなく、支援するスタッフを支える存在でもあります。今回、細谷さんのお話から見えてきたのは、「良い支援は良いチームから生まれる」ということでした。サビ管が一人で抱え込まなくていい環境をつくること。互いに支え合いながら成長できる仲間を増やしていくこと。それは、ご利用者様へより良い支援を届けることにもつながっています。孤独になりがちなサビ管を支えたい。ビジョナリーのサビ菅チームが挑む“チームで行う支援”は、これからのビジョナリーの支援の在り方そのものなのかもしれません。では、また次回のTIMESでお会いしましょう〜!!