2021年3月に入社。2年間現場で実績を積み今年4月にWeeW西五城のサブリーダーに昇格。人と人を繋ぐことが好きで、持ち前のコミュニケーション能力と人懐っこさで同世代のメンバーを引っ張っていく存在になると言い切る山田さん。勢いある山田さんのインタビューです!!■HIDAMARI GROUPに入社した経緯は?僕は高校卒業後3年間、車関係の仕事をしていました。部品の品質管理を行う仕事だったので、向き合う対象が“モノ”でした。ある日、“人と関わる仕事がしたい!!”と強く思いました。当時働いていた職場は上司や先輩に大事に育ててきてもらいましたし、それなりのお給料もいただいていたので、不満などは全くなく、むしろありがたい環境で仕事をさせていただいていました。 けれど、今後の自分の人生を考えた時に、人生の半分以上の時間が仕事をする時間だとするなら、自分が納得して働ける仕事をしたいと思い転職を決意。が、転職先を決めていないまま勢いで退職届を出したんです(笑)すると、当時の上司は退職に反対しながらも、次の職場をしっかり決めてから辞めなさいと言ってくれました。実はHIDAMARIGROUPのことは18歳の時から知っています。確か、実業団制度ができたばかりの頃だったと思いますが、“家の近くにおもしろそうなところがあるな”と頭の片隅にありました。次の就職先を探している時期にトレーニングを始めたのですが、SNSで見たことのある方を近所のジムで見かけることもありました。見学希望のDMをすぐに送り見学、面接を受け、入社する意思を社長に伝えました。11月半ばに退職の思いを伝え、12月頭にはHIDAMARIGROUPの入社を決めていたので、上司に次を決めてこいと言われてからすぐに行動に移しました。しかし、家族からは猛反対。高校卒業後、大企業に入社したことをとても喜んでくれていましたし、通っていた高校では成績の良い順に就職先を選べる制度だったので、その為に勉強を頑張ってきた僕の姿も見てきてくれていたからです。また、介護という仕事には良いイメージがなかったみたいで。実際僕も介護という仕事のイメージは良くない部分もありましたが、そんなことよりも会社の雰囲気にワクワクする気持ちが強かったので入社を決めました。 ■実際にHIDAMARI GROUPに入社してどうでしたか?実際介護現場に入ると、入社前に想像して抵抗があった部分は全く気にならず、知らないまま勝手にイメージすることは良くないなと思いました(笑)入社後、一番の収穫は互いに高め合える仲間に出会えたことです。年齢が近いスタッフが多いので自分の素直な気持ちを打ち明けやすいですし、オープンマインドの方が多くプライベートでもお付き合いする仲間もいます。よく話をするのは同い年の吉田裕平さんです。部署が一緒になったことはないのですが、初めて顔を合わせた時に意気投合し、仲良くさせていただいています。彼とは“僕たちが同世代のメンバーを盛り上げていこう”とよく話しています。自分たちも頑張っているつもりではいますが、まだまだ先輩方を越えられるような圧倒的な結果を出す20代前半のスタッフはいないです。僕たちが目立ちアピールしていくことで周りに与える影響も変わってくると思うからです。もう一つ、チャレンジを応援してくれる環境だということです。普段の業務では自分が意見したことは“やってみよう!”と前向きな声が必ず上がりますし、トレーニング初心者だった僕が大会に出場することができたのは、フィットネス実業団の滝さんに背中を押してもらったからです。「せっかくトレーニングしているのだから大会という目標をつくった方が身が入るし成長できる」と言っていただき、大会出場という大きな経験ができました。 ■WeeW西五城のサブリーダーに昇格されましたが、入社時から上を目指していたのですか?転職を決めた時から、次の会社で絶対に結果を出すと決めていました。家族に反対されたことや、元同僚に絶対戻ってくるでしょと言われたことが悔しかったことも上を目指す理由の一つですが、一番は自分の選択に後悔したくなかったからです。どこの会社に入社しても自分の考え方次第で良くも悪くもなると思うので、良かったと思えるように自分がしていくと自分と約束をしました。だから家族や元同僚にも認められるような自分を見せたかったですし、なりたかった。憧れるリーダーが近くにいたので、まずはその方を目標にしました。結果として現在サブリーダーに昇格し、家族や元同僚も自分がイキイキとしている姿を見て応援してくれているので少しは僕の本気が伝わっているのかなと思っています。また自分が成長していく中で、一つの部署に閉じこもっていては成長するスピードも変わると思っています。最近焚き火部に入部し自分から各部署のスタッフさんと交流する場に出向き刺激をもらうようにしています。先日の活動では他部署の方々と熱い話をすることができました。4月に勢いのある方がたくさん入社してきたので自分も負けてられないと改めて気合いが入りました。 ■サブリーダーになる為に具体的にとった行動はありますか?一般スタッフの時からサブリーダーの仕事を奪いにいくということは意識していました。サブリーダーになった時の自分を想像し、いつその立場がきてもいいように準備を。連絡、共有事項は自分が率先してやる、利用者様の予定なども細かく把握し共有していました。僕がいればこの部署は大丈夫だねって言われることを目標に行動していました。“若いから~~だよね”とマイナスな方向には絶対に言われたくないです(笑)“若いけど~~だよね”とプラスに言っていただけるようにします。実際にはまだ足りていない部分も多く、現在リーダーの手塚さんに頼ってしまうこともあります。細やかな気づきの点ではまだまだ差を感じます。自立できるよう近くにいてくれるうちに吸収していきます。対利用者様やご家族だけでなく、相談員さんとの関係性も構築する為に現在ここに注力している段階です。僕はレスリング部のマネージャー経験があります。マネージャー業務では、顧問の先生との信頼関係を築くのはもちろん、部員との関係性づくり、他校の先生との交流もあり、人と関わることが多くありました。自分がきっかけで人と人が繋がっていくことがすごく好きでしたしあの感覚がずっと残っています。介護の仕事も人との繋がりが一番だと思いますし、マネージャーという経験が活きる場面があると思っています。その為にも、もっともっと人間性を磨く必要があると思っています。 ■HIDAMARI GROUPで働く中で心に残る出来事はありますか?ご家族から一生忘れない言葉をいただいたことがあります。ある利用者様がご逝去された日の夜勤が僕でした。すごく落ち込みました。そんな時、ご家族から『山田さんが最後で良かったです。本当にありがとうございました。山田さんみたいな人が増えたら嬉しいです、あなたを見ていると息子との普段の関わり方がわかる。安心していたよ。これからもずっと続けてください。』と。この言葉に本当に救われました。また、落ち込んでいた僕にたくさんの仲間が声をかけてくれました。利用者様、ご家族、仲間、たくさんの人が僕に立ち直るきっかけをくれましたし成長させてくれました。だからこそ僕も仲間には絶対に手を差し伸べられる存在でいたいです。 ■今後の目標は?強度行動障害の方々の支援をすることが多い中で、様々な制限や決まりはありますが、こちらの関わり方での変化をもっともっと見ていきたいです。その為には彼らの障害特性や個々の特性に対して、日々理解を深めていかなければいけません。また個人としては新規立ち上げリーダーを任されることが目標の一つです。HIDAMARI GROUPの名と自分の名を、拠点の地域に根付くものにするというのが大きな目標です。ちょっと我が強いかもしれませんが(笑)、“山田さんがいるなら安心だから預けたい”と言われる介護士に絶対なります。