みなさんこんにちは〜!!本日は開所1周年を迎えた施設インタビュー第2弾!!障害者グループホームNOIE SHIZUOKA(静岡県静岡市)にやってきました!!立ち上げからNOIE SHIZUOKAに関わり、現在施設責任者を務める山本さんに早速お話を伺っていきましょう!!山本誠也さんプロフィール2021年マッチョ介護士として入社し、愛知県一宮市にある障害者シェアハウスTHE C OKUCHOに配属。2024年1月に新規開所施設である障害者グループホームNOIE SHIZUOKAの立ち上げメンバーに抜擢され、現在は施設責任者として活躍中。今後の目標は・・北斗くんのように心身ともにかっこいい男になることです💪!!ーーーNOIE SHIZUOKA開所当時のビジョンはどんなものだったのでしょうか。山本さん『NOIE SHIZUOKA開所当初は現在マネージャーを務める、深見さんが施設責任者でした。開所当初の課題は、ビジョナリーやマッチョ介護の知名度がゼロの状態から地域のみなさまに信頼していただくことでした。信頼してもらうための外部の方々への対応や責任者としての振る舞い方は深見さんが徹底的に教え込んで下さいました。』ーーー先日のインタビューでも「深見さんの報連相はビジョナリーでもトップレベル」とお話されていましたね。NOIE SHIZUOKA開所から1年経ち、地域のみなさまとの信頼関係の構築というビジョンの達成度はいかがでしょうか。山本さん『最近では嬉しいことに、外部の関係者や地域の方々からNOIE SHIZUOKAの良い評判をよく耳にするようになりました。特に実感しているのは、ショートステイの利用者が増えたことです。障害児の方が多く利用されており、ご利用者様の横の繋がりでショートステイの空きがなくなることもあります。』ーーーとても嬉しい声が現場にも届いているのですね。山本さん『はい、届いています。地域の皆さまからの信頼は、普段から勤務しているスタッフみんなのおかげです。そのため、日頃からスタッフにはこうした喜びの声を必ず共有するようにしています。』ーーースタッフの皆さんも、ご利用者様に信頼していただけるとモチベーションにも繋がりますよね。具体的にはどんな取り組みを行ったのでしょうか。山本さん『必ず行ってることは、ご利用者様の1日の様子を細かくお伝えすることです。特にショートステイを利用される若い方々の中には、ご家族が今のうちから施設に慣れさせておきたいという思いで利用される方も多いです。家族としては施設での様子がとても気になりますよね。だからこそ、毎回必ずどんな様子だったのかを細かくお伝えするようにしています。』ーーー深見さん直伝の細やかな報連相を山本さんも引き継いでいるのですね。ーーー開所から1年間で苦悩した経験などはありましたか。山本さん『どの施設にも入居できず、他県から受け入れして欲しいと依頼があった方がいました。その時に受け入れ時のリスクも考えましたが、丹羽社長の考え方である「重度の方や受け入れ先の見つからない方を僕たちが受け入れていく。」という考え方や、どこにも受け入れ先がなく、困っているのであればここがその受け皿としての役目だという想いを忘れてはいけないと思い、NOIE SHIZUOKAでの受け入れを決めました。共同生活になかなか慣れていただくことができず、しばらくはこちらも試行錯誤が必要な時間が続きましたが「大変だ」とマイナスなことばかりを言わず、僕たちでできることを全力で行いました。』ーーー受け入れ後、どのような取り組みを行ったのでしょうか。山本さん『まずはご利用者様がこの施設を「ジブンノイエ(自分の家)」と感じてもらえるように、環境を整えてあげることが大切だと思いました。そのためにグループホームの共同生活の中でできること、できないことを何度も理解していただけるまで話し合いました。また、ご利用者様だけでなくスタッフにも、「できない」ではなく、「できるようになるにはどうするか」を一緒に考えることを伝え続けていました。また、行動障害への対応が初めてで不安を感じていたスタッフには積極的に社内研修に参加してもらうことでスタッフは前向きに意見を出してくれるようになりました。受け入れ先が見つからなかった利用者様も、NOIE SHIZUOKAに来てから落ち着いて生活できるようになったことで、ご家族の住む地域での新たな受け入れ先が見つかりました。受け入れ先の見つからなかったご利用者様の未来に繋げることができたので、あの時受け入れを決断して良かったと感じています。』ーーーNOIEのコンセプトである「ジブンノ、イエ」として感じてもらえるようにはどのように環境を整えたのでしょうか。山本さん『ここに入居されている方々は、色んな理由で何かしらの制限がかかっている場合が多いのですが、好きなことを我慢し続けるような環境では、ジブンノイエとして穏やかに暮らすことは難しいと思います。その課題を解決するために、担当者会議の場でご利用者様の好きなことを実現するためにはどうすれば良いかを何度も話し合いました。その結果、実際に買い物できる機会が増えたり、好きなお酒が飲めるようになった方もいらっしゃいます。もちろんご利用者様の全ての要望を叶えるわけではなく、好きなことをする際には必ずルールを守ることを徹底していますが、ご利用者様からは「こんなに窮屈さを感じないグループホームは初めてです」という声もいただいています。』ーーーご利用者様からのそういった声もモチベーションに繋がりますね。では最後に今後NOIE SHIZUOKAでチャレンジしていきたいことは何でしょうか。山本さん『以前からの課題である、日中活動の充実に取り組んでいきたいです。昨年愛知県の一宮市で行われたVISIONARYDAYSにはみんなで車に乗って現地に行って参加したのですが、みなさんとても喜んでいたのでまた今年も行きたいと話しています!また、ビジョナリーらしい活動として身体を動かすようなアクティビティや、他の施設を視察させていただいた際に絵画教室や料理教室を行っていたので、今後はNOIE SHIZUOKAでも取り入れていきたいと考えています。』