みなさんこんにちは〜!!ビジョナリーが運営する障害者グループホームNOIE(ノイエ)は、「アナタノ、イエ」というコンセプトのもと障害を持つ方々へ暮らしの場を提供しています。2025年1月愛知県豊橋市にNOIE TOYOHASHI、2月岡山県岡山市にNOIE OKAYAMAが新たに開所し、遂に8道県に進出いたしました👏✨現時点で27個の事業所があります!今回のTIMESでは、去年に開所し1周年を迎えた2つの事業所に取材を行ってまいりました!!実際に入居されている利用者様の声もお届けしたいと思います☺️!!!開所から1周年を迎える一つ目の事業所は、岐阜県美濃加茂市にある障害者グループホーム『NOIE MINOKAMO』(岐阜県美濃加茂市)2024年1月に開所したNOIE MINOKAMOの立ち上げ責任者として基盤を作り上げたのは福祉事業本部マネージャーの小森さん。早速お話を聞いてきました!小森高幸さんプロフィール2020年入社、フィットネス実業団7SEASの主要メンバーとしてチームを率いる。2023年7SEASを勇退し、現在は各事業所のリーダーを率いる福祉事業本部のマネージャーとして活躍中。ーーーNOIE MINOKAMO、開所1周年ということで、1年を振り返っていかがでしたか?小森さん『正直なところ、目標とする施設にはまだ到達していないというのが本音です。私は美濃加茂の立ち上げに関わり、1年ぶりにマネージャーとしてNOIE MINOKAMOに戻り施設運営を現在のスタッフと共に行っています。課題に感じている、2点に注力しつつ現在運営を進めています。』1.チーム力を高めること小森さん『まずはスタッフの意識統一が必要だと感じました。特にNOIE MINOKAMOは日本人スタッフだけでなく、多くの外国人スタッフが在籍しています。言語の壁はありますが、彼ら(彼女ら)はとても真面目で仕事熱心です。スタッフ全員がチームとしてやっていきたいと考え、社内のコミュニケーションツールに翻訳アプリを導入し、日々の報告連絡相談がスムーズに行えるように整えました。ビジョナリーの開発部(ITチーム)に依頼したらすぐにこの課題は解決されました。同じビジョナリーの一員として全員が同じサービスをご利用者様に提供できるよう、僕が先頭にたち環境を整えることは必要だと感じています。』⒉ビジョナリーの目指す支援を全員で追求すること小森さん『二つ目に感じていた課題としては、「利用者様のことはすべてやってあげたい」という考え方の部分です。僕たちの目指すことは、ご利用者様が自ら生きていけるように’’少しでもご自身でできることを増やすこと。’’今までやってあげていた部分を見守ることやサポートする事に現在はシフトチェンジしていっています。一つ目の課題と通ずるところではありますが、スタッフ全員が共通認識を持ち、支援を行うというところを今の目標設定とし日々動いています。』ーーーご利用者様と接する中で、最も嬉しかった瞬間や心に残る出来事を教えてください。小森さん『利用者のWさんは、最初に入所された方でした。きっとこの先も彼の事は忘れられないと思います。今でもふとした時に思い出します。支援が構築しきれず、うまくいかない事の方が多かったですが、チームの皆でなんとかしようと日々取り組んだことは大きな財産となっています。入居して半年、退去を決断しなければいけなかった時は、今までの人生の中でも指折りの悔しい経験です。』ーーーなるほど。。。嬉しかった出来事よりも悔しかった出来事の方が強く印象に残っておられるのですね。真剣に仕事へ向き合う姿勢がとても伝わってきます。ーーーご利用者様がNOIEを「ジブンノイエ」として感じてもらうために、どんな工夫をされているのでしょうか。小森さん『僕は制限をなるべくかけたくないのであらゆる場面で「制限しないためにはどうしたらいいか」と考えています。後は、ガチガチなルールやスケジュールではなく、アソビや余白も大切にしています。もちろん制限をかけなければいけない場面もありますが、なるべく最後の手段として考えます。スタッフには「ご利用者様が自分の子供だったらどう対応するか考えてみよう」と伝えて、みんなで対応方法を考えています。自分の家なのに、あらゆる場面でガチガチの制限があったら、誰でも嫌になりますから。』ーーー今後新たにチャレンジしたいことや特に取り組んでいきたいことはありますか。小森さん『まずは施設の土台をしっかり整え、スタッフみんなで利用者様の希望を聞き取り、その希望を実現するために意見を出し合いながら支援を進めていきたいです。それからご利用者様と一緒にお出かけすることも計画していきたいと思います。』ーーー最後に、小森さんと長いお付き合いとなるご利用者様の菱田さんへお話を伺いました。菱田さん『小森さんとは訪問介護として僕の家に訪問に来ていただいた頃からの長い付き合いです。僕の最終目標として『一人暮らしをする』という目標があり、そのためにNOIE MINOKAMOに入居を決めました。小森さんとは家族のような関係で、普通に喧嘩になったりもします(笑)とても信頼しているからこそ言いたいこともお互いに言い合えるし、入浴の見守りをしてもらいながら悩み事を相談することもあります。』ご利用者様と背中を流しながら語り合う、素敵な関係性ですね✨お話中目頭を熱くする場面もあり、小森さんのご利用者様に向き合う姿勢がとても素敵でした。多国籍化が進むスタッフ間のコミュニケーションの改善に取り組みつつも、ビジョナリーに関わる全ての人の人生を応援したいと思い支援を考える小森さんやNOIE MINOKAMOのみなさんの姿に、とても熱い想いを感じました。開所1周年施設特集第2弾ではNOIE SHIZUOKA(静岡県静岡市)山本さんのインタビューをお届けします!お楽しみに〜!!🗻✨