業界初※となる障害者施設と相談支援専門員、利用者を繋げるオンラインマッチングサービス『knock(ノック)』のリリースから早一ヶ月。提供開始前から話題を呼び、全国の相談支援専門員や施設の方々から問い合わせが絶えず、日に日に登録者数が増えています。※障害福祉の業界において【『 knock(ノック)』リリース記事】 『knock』は、2040年には介護人材の不足人数が約60万人になると言われている中で、長きにわたり福祉業界が抱える人材不足、そして進まないDXなどに対してITサービスで仕組みづくりを行うことによりその課題を解決したいという想いの基、開発が進みサービス提供にいたりました。10年以上障害福祉業界を支援する事業に携わってきたビジョナリーだからこそわかる、相談支援専門員の方が抱える課題や施設運営側にとって何をIT化することが最も必要なのか考え、自社でエンジニアの採用も行い細部までこだわり開発されたのが『knock』です。 『knock』を使用する上での最大のメリットは業務の効率化となりますが、福祉業界全体のDX化を目指す中で、エンジニアの皆さんが自ら現場に足を運び、介護業界が抱える課題を掘り起こしながら開発が進められたとのこと。今回は『knock』を開発した開発部のエンジニアチームにインタビューさせていただきました。『knock』の開発は全くのゼロからスタートしました。しかし、チームには以前よりゼロからサービスを生み出したことのある経験者や介護経験者がおり、彼らの存在が非常に貴重で優れたチームワークのもとで開発を進めることができたとのこと。そんなエンジニアチームの興味深い話をお届けします!! Q開発していく中で大変だったことは?佐々木さん『丹羽社長の構想や外枠はお聞きしていましたが、自身でサービス完成を描きながら丹羽社長や坂元マネージャーに都度確認しながら進めてきました。作り手として、丹羽社長が理想とするサービスをいち早く汲み取っていかなければならなかったのですが、曖昧な部分を言語化しサービスに反映させていく中で難しいと感じることは多々ありました。』 Qエンジニアの皆さんと福祉業界は今までに交わることのない業種だと思うのですが、『 knock』開発にあたりどのように知見を高めていったのでしょうか?小野寺さん『業界について詳しくなかったことから、情報収集のために現場に足を運びました。実際に目で見て現場の方の話を聞くことでイメージを膨らませながらプラスで必要な情報は調べて知見を高めていきました。』田中さん『現場に足を運ぶことで、障害分野の属性や現場の課題感など、聞いた話だけではイメージしきれなかった部分がクリアになり、スピード感は増しました。僕たちが想像していた以上にDX化への課題は重く受け止めることができましたし逆に言えば改善できる幅が大いにある業界とも思いました。そして障害を持つ方たちにとって有意義な生活の場となる施設探しができるサービスをつくることが僕たちなのだと使命感にかられサービス作りに取り組む姿勢にも変化がみられました。さらにはビジョナリーが knockを通して目指す福祉の世界観に少しでも近づくために必要な機能や、窓口である相談支援専門員の方々がより使いやすいサービスは何なのだろうとエンジニアサイドから追求するきっかけとなりました。』 Q立川さんは介護士からキャリアチェンジしていますが、現場での経験が活きる場面はありましたか?立川さん『開発途中に実際の画面を触りながら使用感など細かくチェックしていきました。実際の使い手となる現場の方がより使いやすくなるよう現場経験のある僕が率先して改善点をあげブラッシュアップしていきました。』 Q開発からリリースまでの期間はどの程度ですか?佐々木さん『構想からだと丸3年です。丹羽社長と小野さん、坂元さんでの開発計画に1年半。その後、僕が坂元さんからのスカウトメールを受けジョイン。ちょうど転職先を探している時期だったのです。そして立川さん、小野寺さん、田中さんの順でビジョナリーの社員となりました。』 Qなぜ福祉業界のエンジニアに?佐々木さん『母親がケアマネージャーをしている為、業界の課題感はよく目にしていました。介護業界全体をみた時に、IT化することで効率化することはたくさんありますし、誰かがそこにメスをいれないといけないと思った時に、プログラミングに理解のある人は業界には少ないと感じた。自分のスキルが業界に必要と思ったこと、社内にエンジニアチームが存在しない時に声をかけていただいたので、一番に携われる、一番に着手できるという点ではおもしろみを感じ入社しました。』 小野寺さん『特に業界にこだわりはなかった。佐々木さんと知り合いだったこともあり、彼のサービス開発に対する熱意にやられました。選考が進んでいく中で自身が身内を介護するという経験をし、業界全体に貢献できたらという気持ちが強まっていきました。』 田中さん『TVでビジョナリーのことは知っており、おもしろい会社があると思っていた。そんな時に、転職媒体にエンジニア枠での求人がありすぐに連絡しました。自分は介護士ではないので福祉に魅力を感じたというよりも、会社そのものに魅力を感じて応募しました。』 立川さん『僕は過去の記事を見てくださればわかると思います(笑)【立川さんインタビュー】』 Qリリース後はどういった動きをされているのですか?『ユーザーにとって完璧なサービスであることを目指しています。ITサービスは都度メンテナンスやアップデートが必要です。言うならば、まだまだ『knock』も発展途上なわけです。ユーザーの声を大切にしながらより良いサービスが世に広まるよう尽力いたします。また社内の営業や相談員の声はとても大切にしています。社内だからこそできる指摘もあると思うのです。一つ一つ真摯に受け止め対応していければと思います。 また、『knock』に関連するサービスの構想もあります。そちらも具体的な着手はまだまだこれからですが、早く皆さんに発表できるよう力を注いで取り組んでいきます。』Q最後坂元マネージャーより一言坂元さん『障害の子を持つ親の1人として同じ境遇の方が幸せになれるサービス作りを目指し構想から含めると約3年が経ちました。この業界がまだまだDX化していないです。今後knockを使うことにより、より多くの親御様が安心した生活が送れるようになることを信じています。まだサービスとしては不十分なところもございますが、現場からのご意見なども反映して良いサービスとして成長させていきます。デジタルは不安という方や興味のある方はお気軽にご連絡ください。我々が目指す世界観や想いも交えながらサービスの説明を丁寧にさせていただきます。より多くの方とこの業界の発展を目指すことができたらと思っております。』 『knock(ノック)』お問い合わせ先Email:info-knock@visionary.day