現在大西マネージャー、伊豆田相談員、板垣リーダー(THE C SANJO所属)、山口サブリーダー(Alleyoop所属)が教育チームとして教育制度を設計しています。年間研修カリキュラムから研修内容の構成、また今後の研修制度整備など、ビジョナリー全スタッフの意識統一を促進するのが教育チーム。会社の中で超重要な役割を担う教育チームに新しく加わった山口さん、中心に動く板垣さんにインタビューしてきました!! 板垣さんが教育チームに山口さんをスカウトしたとのことですが、なぜ山口さんを選ばれたのですか?板垣さん『理学療法士として僕の部署に来られる際の山口さんの人となりや所作、仕事に対する考え方のトータルでお声かけをさせていただきました。第一に話がわかりやすく説明が上手い。研修は対大人数になるので、伝えたいことを伝える相手に合わせて、「伝わるように」伝えられる人が向いています。プラスして山口さんは物腰が柔らかく僕と同様に見た目も良い(笑)登壇したときの雰囲気はその後数時間に及ぶ研修の場ではとても重要になります。“この人の話なら聞いてもいい”と第一印象で思わせられるかが肝なのでその2点を踏まえ山口さんに声をかけました。』山口さん『対利用者様へはそもそも僕は“あなたに出会えてよかった人でいる”という会社のバリューが今まで理学療法士として大切にしてきたことと一致していたので入社しました。病院勤務の場合、入院中の限られた時間での関わりとなりますが、退院後も会いに来てくれる方もいました。相手の心に残る理学療法士になるには目の前の方に真剣に向き合い、この方の身体に何か変化が起きるケアは何かと常に考えています。そういった点ではHIDAMARIGROUPは長い目線で利用者様と関わりをもつことができるので会社のバリューを体現できる理学療法士でありたいと思っています。』教育チームとしては、前職でも研修を担当していたことがあり、7、8週間に及ぶ研修をいかに楽しんで受講していただけるかに注力してきました。その経験を踏まえミッションの“ISMの浸透”“スタッフレベルの底上げ”に向かっていきたいと思います。』研修の講師を担当する上で意識していることはありますか?板垣さん『研修で意識している事は大きくは2つあります。“また受けたい”と思ってもらえるような研修を行う事、研修の中で“机上論”は言わないように意識するの2点です。研修はネガティブなイメージがあると思います。実際に世の中には退屈な研修が溢れているのも事実です。僕も体感したことがありますし、みなさんもあると思います。一方で、楽しい研修も存在します。あっという間に終わったとか楽しかったとか。総じて、自分に得になる内容でしたら受講してよかったと思ってもらえるわけです。翌日からの仕事のモチベーションも向上します。次に“机上論”の内容は言わないようにするについて、単純に机上論の教えは誰の心にも響かないからです。マニュアルに沿い正論を並べられてもイメージできず納得できないのです。現場のリアルをどれだけ連想させて進めていけるかどうかが大事になっていきますし、現場のリアルというのは自分自身に置き換えられることなので”自分に得になる内容”にも繋がってくるわけです。』板垣さん『これまでの“研修=めんどくさい、眠い、つまらない”という印象を変えられるような研修内容を常に追求しています。そして現在行っている研修は会社の中でも非常に重要度の高い位置付けになっています。というのも現在は全スタッフ受講がマストになっています。会社としては、研修を受講してもらっている間、売り上げは発生しておらず、言い換えると現場に出てもらっていた方が会社としてはお金が生まれます。それにも関わらず、全スタッフ受講がマストということはそれがどういう意味なのか考える必要があると思いますし、自身もそれほど重要性があるものの時間を任せていただいているということを忘れずに意味のある研修設計を目指しています。』印象を変える研修にする為に工夫している点はありますか?板垣さん『皆さんに研修に参画してもらう形を意図的につくるという意味では、可能な限り頭を使う時間を設けるようにしています。インプットとアウトプットのバランスが大事だと考えていて、数時間インプットというのは誰もがしんどいですし思考が止まります。思考が止まった先に睡魔に襲われるという悪循環も想定されるので(笑)、インとアウトのバランスを考え、参加者の思考が落ちないようなタイムスケジュールは今後も意識していきたいです。居眠りする参加者が悪いのではなく居眠りする人が出てくるような研修を行う講師が悪いのです。学校の授業でも、「授業が楽しく、自分の為になる事を教えてくれる先生」の授業は寝る人なんて少ないですよね。そんな研修実施を目指してます。』今期第1クールの研修が終わりましたが第2クールはどんな研修を予定していますか?板垣さん『次回の研修も2部構成で進めていきます。次回は双子の障害児をもつ親御様に来所していただき、ご家族の生の声を聞くことで会社の、そしてスタッフの存在意義を見出せる機会にしたい。リーダーや営業部は利用者様のご家族と関わる機会が多いですが、実際の現場で深い関わりをもつスタッフは少ないと思います。僕自身経験したことですが、ご家族の気持ちを身近に感じるとその後の支援に必ず良い影響がでます。目の前の利用者様がここで生活している過程をもう一度振り返り、そしてより良い生活の場になるよう努めようと改めて思うのです。これは介護をしていく上で常に大切にしていかなければいけない部分です。全体研修でご家族様が想いを語る場をつくることで今後のサービス内容の質の向上に繋がればと思っています。また午後からは引き続きISMを起点に内容を組み立てています。ISMの中でも4項目がプロ意識に関連しますので今回はそこの部分に着目します。その構成の中で会社を代表するプロ意識が高い方へのインタビュー動画も作成中です。編集は山口さんの腕にかかっています(笑)良いものが提供できると思うので、楽しみにしていて下さい!!!』教育チームの役割は何ですか?板垣さん『ビジョナリーは日本一の福祉の会社を目指しています。そして方針である“VISIONMAP”が存在し、スタッフの求められるスキル“ISM”も明確です。』板垣さん『日本一の福祉の会社を目指している以上、スタッフのレベルも高い水準が求められます。目指しているだけではレベルを上げていくことは不可能となったときに教育チームの出番なわけです。教育制度が整備されることでビジョナリーの一員として大切にする基準が統一されます。各拠点のリーダーにもそれぞれ個性があるので個人差がでてくると思います。ですので、絶対に譲れない基礎の部分は全体研修を通してマインドセットすることが必要になります。また、全体研修の場で他部署のスタッフの交わることで新しい気づきにも繋がるかなと。今まで、目論見をもったこれだ!!という教育制度が確立されていない状態でしたので、自分が介入したからには教育制度の整備に力を注いでいきたいと思っています。一般的な福祉の会社でしか通用しないような「教育」ではなく、どんなジャンルの業種でも通用するような「ビジネスパーソン」を生む研修を実施し、他社との差別化を図りたいとも思っています。個人的な話になりますが、自身のビジョナリーへの入社理由は「会社の成長に寄与する事」でした。「絶対に成長する」と思って入社し、そこに自分のノウハウを加えたいと思っていました。今もその思いは変わりません。異業種から転職し、早2年経過しますが、ビジネスモデル的に圧倒的に教育に時間を割けないのが福祉業界なのだと理解しました。働く中で、お金と時間をなかなかかけることができない業界という課題が見えてきましたがビジョナリーではそれが可能です。そんな中でも、会社の想いや基準が伝わる機会をしっかりと設ければ離職も減るので運営の安定にも繋がりますし、良いことだらけです。今後全国展開をする上で肝になる部署に必ずなると思っています。』山口さん『まずは一つの部署として確率し盛り上げていきたい。盛り上がりがなければ何も始まらないですし、誇れる部署にしていく為に絶対条件かなと。誇れる部署でなければ日本一という言葉も出てこないとおもいます。その為には教育部自体、僕自身さらに知識、研修内容、人間性を高めていく必要があります。』今後教育チームにはどんな人材が必要ですか?板垣さん『“自分の福祉への想い”を一人でも多くの人に伝えたい!“人の成長に寄与したい!”という方は是非!そんな想いがある方は、是非是非声をかけて下さい!大変ですが、相手の成長を考える事が必ず自分の成長に繋がる事は約束できます。あと、1日講師として登壇するとだいぶカロリー消費するのでダイエットしたい人も是非(笑)』 山口さん『発信力のある方、行動力のある方、会社の成長に自分の成長を透視できる方が仲間に加わってくれると心強いです。』 板垣さん『僕は僕のやり方の研修がありますし、山口さんは山口さんのやり方で研修をすればいいと思っています。大切なのは、「伝えたい内容」が『伝わったかどうか』手段は問わず、その目的を果たせるように取り組んでいきたいと思っています。◇採用ページはコチラ◇