HIDAMARI GROUPでは月に一度、社内全体研修を行っています。接遇マナー、コミュニケーション、身体介護、感染症対策、身体拘束、虐待防止など基本的なマナー内容から基礎介護知識まで幅広い内容となっています。社員、パート含め、全スタッフが受講できるようにスケジューリングされており今後全国展開を予定しているHIDAMARI GROUPにとって“スタッフの認識統一”はとても重要となります。ジュニアマネージャーや各拠点のリーダーが研修項目と内容を考案し、講師として登壇します。週に一度行われるリーダーミーティングで“今後、会社が全国展開していく中で、必要なことは何か”を議題にあげ、意見を出し合い研修項目を決定していきます。また各拠点の課題を吸い上げ、問題解決に向けて研修内容に取り込みます。研修には現場スタッフだけでなく、管理部に所属するスタッフも参加しています。管理部のスタッフが参加することにより、普段現場に出ていない部署のスタッフも現場の目線に立ち、介護について考えることができたり、現場スタッフに何かトラブルが起きた場合にいつでも現場に出向くことができるよう研修を通して基礎知識を学びます。また全拠点のスタッフが研修に参加するため、日ごろ関わりの少ない拠点のスタッフと繋がりを持てる貴重な場となっています。他拠点での取り組みを聞いたり意見交換することで刺激を受け、自部署へ良い影響を与えるといった相乗効果も狙いの一つです。HIDAMARI GROUPでは2022年から本格的に研修カリキュラムを体形化し年間でスケジュールを組み実行しており、すでに来年の研修カリキュラムの組み立てが始まっています。スキルアップ、マインドセットはもちろんHIDAMARI GROUPの一員としての基準を浸透させる取り組みに力を入れています。社内研修を行っていく中で将来的に、外部事業所へ研修開催することが今後の目標です。現在トライアルとしてグループホームを運営している株式会社Good Pointsの方々が研修に参加しており、少しでも多くの福祉事業所にHIDAMARI GROUPの取り組みを知ってもらいたいと考えています。感染症対策の研修講師を担当した窪ジュニアマネージャーよりまだまだ感染対策において強化していかなければいけないという課題感は残りました。プロの集団なので一般レベルの感染予防より感染対策を徹底していかなければ防ぎきれないことが容易に想定できるので、学んだことを即実践できるよう現場に出向き繰り返し指導、教育をしていきたいと思います。HIDAMARI GROUPが全国に拡大していく中で会社が掲げるビジョンに共感し興味を持ってくださる方の採用応募が多いです。その中には介護を経験したことのない方や、様々なバックボーンを持った方の入社も考えられます。未経験の方が入社した際にも一定水準をクリアした状態でのサービス提供をしていきたいという思いがあります。研修を受けることでプロとして、“HIDAMARIの名に恥じない立ち回りができる”というところを社内研修をする目的の最低ラインとして設けています。今後入社する方には自信を持ちプロとして現場に立ってもらえるように、既存のスタッフには日々現場に入っていると慣れが生じてくることも考えられますし、そこを改める意味でも全体研修を通して自分のスキルアップに役立てていただければと考えています。また講師を努める側も現状で満足せず、より皆様の記憶に残り実践できるような内容を作っていくために常にアンテナを張り自身の知識や情報量を増やしていきたいです。