障害のある方々へ届ける新たな就労サポートのカタチを目指す ~塊根植物と障害福祉の“個性が価値となる“という共通点を活かして~障害福祉サービスを運営する株式会社ビジョナリー(代表取締役社長/丹羽悠介、本社:愛知県名古屋市)は塊根植物の専門プランツショップのRAFLUM(ラフラム)とコラボレーションし新たな取り組みを開始することをお知らせいたします。 塊根植物とは、南アフリカやマダガスカルといった地域で育ち、個性的な姿形が人気な植物で、その姿形に魅了された愛好家は年々増加傾向にあり、インテリアやアートとして位置付けされる近年注目を集める植物です。この塊根植物と障害福祉を融合させることで、障害のある方々へ将来的な就労サポートに繋ぐことができる可能性を感じ、新たな取り組みとして開始いたします。 ■塊根植物と障害福祉を掛け合わせた新たな取り組み内容株式会社ビジョナリーが運営する生活介護atto(アット)にビニールハウスを設置。ビニールハウス内に約10種類の塊根植物を生活介護atto(アット)に通所するご利用者が、日々のお手入れ(水やりや温度調節)を行います。植物によって、水やりの頻度や室温管理が異なるため植物の育成管理全般をご利用者様とスタッフが協力して行います。 ■塊根植物と障害福祉のコラボレーションにより目指す姿障害のある方々が塊根植物を育てた後、ポップアップやイベントなどで個性的に育てあげられた塊根植物の販売を行い、障害のある方々の個性を活かした新たな就労のカタチの創出を目指します。障害のある方々が育てた塊根植物が将来的に販売できるようになった際には、RAFLUMと合同イベントや百貨店のPOPUPの開催も予定しています。また、オンラインショップでの販売も視野に入れ本格的に植物育成の環境も整えてまいります。■塊根植物と障害福祉のコラボレーションに至った背景・株式会社ビジョナリー/代表取締役 丹羽コメント『自身の趣味を通じて塊根植物と出会い、一人のコレクターとしてRAFULUMさんに足を運んでいました。その中で小寺さん(RAFLUM /代表取締役)と出会い、“アンダーグラウンドなイメージのある塊根植物という業界に風穴を開けられるよう取り組んでいる“という小寺さんの想いと自身の“介護業界を変える“という想いがリンクしRAFLUMさんのファンになりました。その後、塊根植物と障害福祉の“個性が価値となる“という共通点に気がつきました。障害をもった個性豊かな方々が愛情を注いで育てた植物にはその個性がカタチとなり、芸術的な評価を受ける可能性がある。そしてそれは誰かにとってとてつもない価値のあるものが生まれる可能性があると考え塊根植物×障害福祉という新たな取り組みをスタートいたします。現時点で生活介護attoに通所されるご利用者からは楽しみとの声もいただいており、僕自身ワクワクする取り組みです。同時に彼らが一生懸命育てた植物たちが販売されその対価としてお給料をもらえるようになるという未来も見せていきたい。そして、剪定や鉢作りなどにも挑戦していただき塊根植物を一つのアート作品として世に出していきたいと考えています。』