みなさん、こんにちは〜!!11月1日(土)に開催された年に一度のビックイベント「VISIONARY DAYS 2025」秋晴れの空の下、会場の愛知県一宮市138タワーパークにはたくさんの来場者が訪れ、笑顔と感動に包まれる1日となりました✨(📎イベント開催レポートはこちら)ステージプログラムの中でも大きな盛り上がりを見せたのが、障害のある方によるフィットネスコンテスト『VISIONARY DAYS CUP 2025〜ボディパフォーマンスコンテスト〜』です!!今年は昨年を上回る18名が出場し、コンテストが始まる前から会場は熱気と声援でステージ前は大盛り上がり!!!今回は、VISIONARY CUP2025で見事入賞を果たした2名の出場者のインタビュー🎤をご紹介。障害のある方・そのご家族がどんな想いでこのステージに挑まれ、その後何を感じ取ったのか。コンテスト出場までの道のりと、出場者お二人とご家族の笑顔の裏側に迫ります。【VISIONARY DAYS CUP 2025】ボディパフォーマンスコンテスト入賞者放課後等デイサービスmotto利用/長谷川敬汰さん 出場のきっかけは「卒業記念」今回のボディコンテストに出場しようと思ったきっかけは、放課後等デイサービスmottoのスタッフであり、フィットネス実業団7SEASの薄井拓也さんから「出てみない?」と誘われたことがきっかけだそうで。今年夏頃に出場が決まり、約2ヶ月間の準備期間で仕上げて臨んだとのこと。長谷川さんは、『卒業前の記念に頑張ろうと思った。』と話してくれました。筋トレは「楽しかった」との声コンテストまでの準備期間中、特に腕の筋力強化に力を入れたと話す長谷川さん。足が不自由なため自宅内での移動時には「ズリバイ」をするのだとか。生活の一部までもトレーニングと化し日々鍛えたと話します。また、フィットネス実業団「7SEAS」の薄井拓也さんのトレーニング映像や実際に身体を見てモチベーションを高めていたそうです。 長谷川さん『疲れることもあったけど、筋トレは楽しかった。食事は普段通りで特に制限はせず、体づくりに励みました。』サポートへの感謝実は大会前、体調が優れず緊張からか2ヶ月間の疲れが体に出てしまうこともあったのだとか。。ですが、当日のステージではスタッフのサポートで毛布に包まれ、ギリギリまで身体を見せないという”プロレスラースタイル”で会場を沸かせ、不調を感じさせない、自信に満ち溢れたパフォーマンスを披露されていました。大西さん『直前まで体調が優れなかったこともあり当日は、服を着て出場することも考えましたが、せっかくここまで頑張ってきた成果を見せられないなんて勿体ない。ギリギリまで毛布でくるんで身体を冷やさないようにし、直前で毛布を取ると”プロレスラーの入場シーン”のようでしたね。カッコよかったと言ってもらえてよかったです。』ーーーご本人やサポーターの大西さんの機転により、他の出場者とは違う、あっと驚かせるようなパフォーマンスに繋がったのですね!!!ステージに立った感想は「楽しかった」ーーーお二人とも笑顔で楽しそうにパフォーマンスしている姿がとても印象的でしたが、ステージでのパフォーマンスの率直な感想は?長谷川さん『(ステージに立った瞬間は)楽しかったです。』大西さん『逆に僕が緊張しちゃって(笑)ステージ上であわあわしている僕を見て、長谷川くんは楽しそうに笑っていたんです(笑)』普段はメガネをかけている長谷川さんですが、当日は素敵な笑顔が審査員に見えるようにとメガネを外してステージへ。多くの観客の姿もよく見えず、応援にきてくれていた家族や祖母が見つけられず『おばあちゃんは、どこですか?おばあちゃんの方を向かせてほしい』と、ステージ上でサポートの大西さんに伝えたそうです。大西さん『ステージではポージング(フロント・バック)の動きの補助に加えて、比較審査のため位置のチェンジがあり、サポートスタッフは意外と大忙しで(笑)。さらに長谷川さんの”おばあちゃんの方も向かせて欲しいという”要望にも答えたいと思い過ごしていたら、すごくあっという間のステージでした。』ーーーなるほど、、!当日の長谷川さんからの要望にも答えながらサポートを行っていたのですね!!長谷川さんとサポートの大西さんの息の合った絶妙なやり取りから、これまで積み重ねてこられた練習や準備の背景が伝わってきましたよ✨結果発表の瞬間名前が呼ばれた瞬間について長谷川さんは、『すごく嬉しかった』と初めてのステージ経験に喜びを感じたといいます。また、放課後等デイサービスの仲間や、応援してくれていた家族からも「かっこいい」「すごいね」と多くの声が届きました。今後の目標とメッセージ長谷川さん『来年もでます。みんな頑張ってください。僕も頑張ります!』次に挑戦する人たちへエールを送り、自身も来年の出場に意欲を示していました。サポートスタッフコメント/大西さん『長谷川さんは普段から筋トレを継続され、特に体の使い方が上手でバランスも良いです。大会前の緊張も和らぎ、笑顔でステージに立てたのは、彼の人柄が大きいと思います。体調面の不安もありましたが、チーム一丸となってサポートし、無事に本番を迎えられて本当に良かったです。』支えてくれた家族の思い長谷川さんのおばあさまも孫の成長を誇らしく思い、感動の涙を流していたと言います。ご家族も長谷川さんの挑戦を心から応援し、特にお母さんは大会に向けて一緒に準備を楽しんでいたとのことでした✨次にインタビューしたのは、ボディパフォーマンスコンテストで見事3位入賞を果たした林佑弥さん。2025年2月から、障害者グループホームNOIE IMAISE(ノイエ イマイセ)にて清掃員として勤務しています。(📎関連記事はこちら)普段は穏やかで優しさが滲み出る林さん(以下、佑弥さん)ですが、ボディパフォーマンスのステージに立つことになった経緯や、準備期間ではどんな心境の変化があったのでしょうか。サポートしてくださったご両親とともにお話しをお聞きしてきました✨【VISIONARY DAYS CUP 2025】ボディパフォーマンスコンテスト入賞者インタビューHIDAMARI ICHINOMIYA利用 / 林 佑弥さん最初の一歩は、スタッフの何気ない一言からきっかけは、本当にささいな出来事だったようです。「障害のある方のコンテストがあるから、出てみない?」声をかけたのは、訪問介護HIDAMARI ICHINOMIYAのリーダーである浅野さんでした。佑弥さん『まさか自分がコンテストに出るなんて思ってもいませんでした。でも、浅野さんの言葉が後押しにになって、”やってみようかな”って思えたんです。』移動支援で知った“外の世界の楽しさ”移動支援を利用し、スタッフと一緒に外出するようになってから、佑弥さんの世界は大きく変わり始めました。お母さん『以前は外出先といえばゲームコーナーばかり。でも、小森さんをはじめ、浅野さんやスタッフさんたちと関わる中で“外の世界”を知っていったんです。』「体力づくりでジムに行ってみたい」と佑弥さんが言ったとき、最初に背中を押してくれたのが小森さんだったと言います。小森さん(写真:右)/浅野さん(写真:中央)お母さん『佑弥はこれまで諦めがちなところがあったので、“何か目標を持った”というだけで親としては本当に嬉しかったんです。』家族と一緒に乗り越えた準備期間トレーニングを続けるうちに、身体が変わっていく楽しさを知った佑弥さん。また、大きな支えとなったのがお姉さんやご両親の存在でした。お姉さんはスポーツジムで働いていた経験があり、フォームの細かさや身体の使い方、食事のとり方までアドバイスしてくれたそうです。佑弥さん『お姉ちゃんが僕の身体を見て、「変わったね」って声をかけてくれました。その言葉で“もっと頑張ろう”って気持ちになりました。』そして食事面では、お母さんが毎日工夫を凝らしていました。お母さん『タンパク質量が多い鶏の胸肉を食べるようになり、塩麹・醤油麹・玉ねぎ麹・生姜麹など、同じ鶏むね肉でも味付けを変えて飽きずに続けられるように調理をしていました。』佑弥さん『これまでよりも夜ご飯を少なめにしたり、朝はヨーグルトだけにしたり。初めての減量は正直きつかったけど、頑張りました。』ーーーご家族に支えられながらの大会までの準備期間を過ごされたのですね!!お姉さん、お母さんの支えは心強いですね。フォームの難しさ、ポージングの壁。それでも続けた理由筋トレのフォームは、簡単そうに見えてとても奥深いもの。ダンベルの角度ひとつで効く部位が変わる体感に、何度も苦戦したそうです。さらに難しかったのがポージングでした。コンテスト前に実施されたIFBB PROのエドワード加藤さんによる1時間のレッスンに参加し、ポージングを必死に覚え、家でも家族がいないうちにこっそり鏡の前で練習を重ねていたと言います。支えてくれたスタッフの言葉が、心を強くしたお母さん『ビジョナリーさんには創業時からお世話になっていて、丹羽社長、五藤さん、松下さん、本当に多くの方が佑弥を見守ってくれました。』現在の移動支援は、マッチョ介護士の宮﨑康央さんが担当しています。佑弥さん『ステージでは一人で心細かったです。でも、コンテスト前に宮﨑さんに“笑顔を忘れずに。緊張が楽になるよ”ってステージに送り出してくれたんです。その言葉が、本番中もずっと心の支えでした。』ステージにひとりで立つ瞬間。緊張と不安で胸がいっぱいだったといいます。届かなかった声援、揺らぎそうになった心観客の熱気に包まれ、自分への声援はほとんど聞こえなかったと話す佑弥さん。佑弥さん『声援が耳に入ってこず、“僕、ポージングダメだったのかな…”って少し不安になりました。』お母さん『私たちも一生懸命応援していたんですが、他の方の声援に声がかき消されちゃって本人には届いていなかったようです。』「やってよかった」短期間で得た成長と自信ーー順位発表の際、名前が呼ばれた瞬間はどのようなお気持ちでしたか?佑弥さん『えっ!本当に!?と思いました。自信がなかっただけに、名前を呼ばれた瞬間はびっくりして、すごく嬉しかったです。短期間でこんなに身体が変わるなんて思っていませんでした。お父さんから譲り受けた腹筋ローラーを毎日頑張ってやっていて、本当に良かったです。』ーーーお姉さん、お母さんに加えてお父さんまでもこの大会の出場までに協力してくださったのですね!!一家で勝ち取った賞ですね✨そしてコンテストを通して得たのは、筋肉だけではありません。“できた”という自信と、“できるかもしれない”という今後の自分への期待。賞以外にも自分の人生において大きなものを得られたと語ってくださいました。これからの目標は「ひとりでジムへ」そして来年も!佑弥さん『まだ、マシンの使い方に不安があっていけていないのですが、移動支援以外にも、一人でジムに行けるようになりたいです。そしてまた来年もコンテストに挑戦したいです。』佑弥さんは、 “目標を持つとこんなに変われるよ”って伝えたいと話してくれました✨ご両親が見た“成長した息子の姿”お母さん『堂々としていて、本当に誇らしかったです。(NOIE IMAISEでの)お仕事でも少しずつ自信をつけていましたが、ステージではさらに成長した姿を見ることができました。』お父さん『筋トレは健康にも心にも良いんです。私は以前から総合体育館の中のジムに通ってました。その姿を見て、息子もやってみたいと思ってくれたことが嬉しかったですね。』佑弥さんの約2ヶ月の挑戦では、自信、成長、世界の広がり、そして「また挑戦したい」という前向きさを手に入れられました。インタビューの最後には、佑弥さんの自慢のポーズ『サイドチェスト』にてご家族とともにお写真を撮らせていただきました✨ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー障害のある方へ「目標をもつこと」「挑戦し努力すること」「継続の大切さ」を経験させたいという想いを、日々寄り添うご家族やスタッフも強く感じられるステージとなりましたね!!“障害の有無にかかわらず努力し、競争し、達成する喜び”を体験してほしい。“そのビジョナリーの想いが形となった集大成のコンテストとなったのではないでしょうか💪