新生活のスタートとともに、「どんな仕事をしたいか」を見つめ直す人が増えるこの季節。ビジョナリーで働くスタッフの福祉の仕事を選んだ理由も、これまで歩んできた道も人それぞれ違います。「マッチョに惹かれて入社しました!」と話す田中悠登さん。「契約成立で終わらない関係性の中で働きたい」と転職を決意した中川勇さん。全く異なるきっかけでこの業界に飛び込んだ2人ですが、現在はそれぞれサブリーダーとして、ご利用者様の生活に寄り添いながらチームを支えています。少しの興味から始まった福祉への一歩。そして、“長く関わり続ける仕事”を選んだ決断。なぜ2人は、福祉の仕事を続けているのでしょうか✨“契約成立で終わる関係”から“人生に寄り添う仕事”へ。/NOIE SAPPOROサブリーダー 中川 勇さん“契約で終わる関係”ではなく、“長く関わり続ける仕事”に就きたい。キャリアの転換期に中川さんが選んだ道とは——。障害者グループホームNOIE SAPPOROサブリーダーの中川さんのこれまでの経験や仕事のやりがい、そしてこれから目指す姿についてお話を伺いました。転職の背景。介護の仕事を選んだ理由とはーーー中川さんはこれまではどんなお仕事をしてきたのでしょうか。『家具・インテリア用品の販売員や印鑑の飛び込み営業などをしていました。正直、前職はかなり精神的に負荷の大きい環境や古い体質の業界でもあり、上下関係も厳しく、なかなか自分の意見が通りにくい、そんな職場でした。そうした経験もあって、「もっと明るくて、前向きに意見を出せる環境で働きたい」と思うようになりました。もともと「医療や介護のように、今後もなくならない業界で働きたい」という思いが以前からあったのですが、転職活動中にたまたまビジョナリーの求人を目にしました。』ーーービジョナリーに入社を決めた理由は?『介護業界はどうしても“暗い・大変そう”というイメージがありましたが、ビジョナリーは全く違いました。見学で訪れた施設は明るくて活気があり、若いスタッフが多い。「ここなら自分もやっていける」と感じました。また、実際に入社前にYouTube動画などで現場を見たときに、障害福祉のイメージが大きく変わりました。介護=高齢者の介助というイメージだったのですが、ご利用者様は若い利用者の方が多くいらっしゃり、その方々の生活を支え、人生に寄り添うことができるという点に強く惹かれました。』意見を受け止めてもらえるフラットな職場環境。ーーー実際に働いてみてビジョナリーの職場環境はどうでしたか?『とてもフラットで風通しの良い職場だと感じています。年齢的には施設スタッフの中でも上から2番目くらいなのですが、入社の時期も福祉経験も異なるスタッフとも分け隔てなく意見を言える環境なのです。また、意見を発信したときにも”ちゃんと受け止めてもらえる”という経験は、これまでの職場にはあまりありませんでした。風通しの良さは本当に働きやすさに繋がっていると感じています。』未経験だからこその苦労ーーー入社して一番苦戦したことはありますか?『体格も良く、強度行動障害のご利用者様への対応に入社当初は苦戦しました。不安定になり物に当たってしまうこともあり、言葉でのコミュニケーションも難しく、どう関わるのが正解か悩む場面が多かったのです。そんな時でも困ったことを一人で抱え込んでしまうことなく、スタッフ同士で話し合いながら対応を考えられる環境だったので、そこはすごく助けられました。』ーーーやりがいを感じた瞬間はありましたか?『スタッフみんなで試行錯誤の結果、ご利用者様の生活が少しずつ落ち着いていく場面を見られたときには、やりがいを感じました。ご利用者様の状態の変化を間近で見られるのは、この仕事ならではの”やりがい”だと思います。前職の営業マン時代は、契約が終われば関係も終わり。それが顧客との関係でした。でも介護の仕事は違います。ご利用者様やそのご家族の人生をサポートしていくお仕事なので、施設に入居してから長く関わり続けられる。そこが前職との一番の違いであり、やりがいだと感じています。また、この仕事を続けられている理由の一番はスタッフ同士の人間関係が大きいですね。スタッフの方々・ご利用者様と本当に良い関係性ができているので、そこが働きやすいと感じる点です。』会社全体に自分がどう貢献できるのかーーーサブリーダー昇格を聞いたときはどう感じましたか?『以前から「ビジョナリーの中核になっていきたい」と、上長にはお伝えしてきていたので、その気持ちを汲み取ってくださったのだと思い、率直に嬉しかったです。また、営業職のように個人の成果を追うというよりも、会社全体にどう貢献するかを考えたいと思っていたので、昇格についてはとても前向きに受け止めました。』ーーーサブリーダー昇格後、ご自身の意識に変化はありましたか?『かなりありました。スタッフの頃とは、全くの別次元になりましたね。今までは目の前の業務が中心でしたが、サブリーダーになってからは「会社全体の役割として自分はどう動くか」を考えることが増えました。また、決断する場面も増えたのですが、そこは自分で決めたことに対して周りのみなさんが協力してくれるので、すごくありがたい環境だと思っています。』ーーーNOIE SAPPOROチームはどんなチームなのでしょうか。『スタッフはみなさん、本当に個性豊かなメンバーです。問題に対してそれぞれが真剣に考えてくれるので、意見が分かれるといった場面もあります。ただ、根本的には全員“良くしたい”という思いは同じだと思ってるので、僕はその中間に立ってそれぞれの想いを調整し、最終的にチームとしてまとまる形を作っていくのが自分の役割だと思っています。』ーーー中川さん自身の強みはどんなところでしょうか。『私はよく、執行役員の西松さんからは”超絶YESマン”だと言われます(笑)コミュニケーションをとる上で相手の意見は否定せず、一回整理してお伝えすることは意識しており、必ず一度、受け止めるようにしています。』ーーー今後はどんなサブリーダーを目指していますか?『まずは今の施設を安心して任せてもらえるように実績を作っていきたいです。その上で、札幌での施設展開の拡大にも貢献していきたいです。実施に北海道では高齢化も進み、障害のある方の受け入れ先も少ないため今後さらにニーズが増えていくエリアだと思っています。若いご利用者様の方でご家族が将来のために、お子様の入居先を探している方も多くいらっしゃいます。そんな不安に寄り添い、施設展開を叶えていけたらと思います。とはいえ、介護業界はまだ暗いイメージを持たれがちです。だからこそ、これから介護の仕事につく方に「仕事のやりがい」だけではなく、「将来性」や「条件面」も含めて伝えていく必要があると感じています。若い人に福祉の魅力を伝えるためには、“未来が見える業界”として魅せていくことが大事だと思います。』なかなか自分が写っている写真はなくて・・とパパやママあるあるですね(笑)休日は3人の娘さんとご家族でのお出かけや旅行が好きだと話してくれました✨“契約で終わる関係”ではなく、“人生に寄り添い続ける仕事”。その選択は、中川さん自身の働き方だけでなく、人との向き合い方も大きく変えていきました。未経験からのスタートでも、環境と仲間に支えられながら、一歩ずつ積み重ねてきた日々。その先にあったのは、「長く関わるからこそ見える変化」と「誰かの人生に寄り添える実感」でした。次にご紹介するのは、まったく異なるきっかけから福祉の世界に飛び込んだ、もう一人のサブリーダー。「マッチョ介護士に惹かれて入社した」田中さんのストーリーです。マッチョ介護士に惹かれて入社。働き続ける理由は“人”でした。/NOIE OKAYAMAサブリーダー田中 悠登さん“人と関わる仕事がしたい”——そんな想いから、福祉の道を選んだのが障害者グループホームNOIE OKAYAMAのサブリーダー田中悠登さんです。今回は、田中さんのこれまでの経験と、仕事に対する想いについてお話を伺いました。入社のきっかけは、マッチョです!(笑)ーーーまず、入社のきっかけを教えてください。『前職を辞めてから、1年ほどゆっくりする時間がありました。「次はどうしようかな」と考えていた時に最初から福祉をやろうと思っていたわけではなく、「人と関わる仕事がいいな」というのが一番の気持ちでした。』ーーーなぜ人と関わる仕事に就きたいと思ったのでしょうか。『前職では学校や施設などの電気工事の作業員の仕事をしていました。なかなか人と関わることの少ない職種だったことが転職の理由の一つでした。』ーーービジョナリーを知ったきっかけ、入社の決め手は何だったのでしょうか。 『 SNSで見たのがきっかけでした。マッチョのインパクトはすごかったです(笑)気になってHPを見ていくうちに企業理念に共感し、採用担当者の森野さんの熱いお話を聞いたことが応募の後押しとなりました。様々なお話を聞いて「ここで頑張りたい」と思えたのが大きかったです。』イメージが大きく変わったーーー働く前後でギャップはありましたか?『障害のある方については勉強はしていましたが働いてから初めてちゃんと関わったということもあり。ギャップはありました。入る前は、介護の仕事については正直少し暗いイメージを持っていましたが働いてみてイメージは大きく変わりました。スタッフも明るく、施設・会社のイベントも多くて、ご利用者様も趣味など好きなことを見つけて日々楽しそうに過ごされていることに驚きましたし、実際に働いてみて介護の仕事は”結構自分にあっているかも”と思いました。』一番苦戦したことは、“伝え方”ーーー入社して大変だったことは?『 “伝え方”ですね。特に重度の方に対して、どう伝えるかはすごく悩みましたが、先輩のやり方を見て学びました。絵カードを使ったり、目で見て分かるようにしたり。言葉だけではなく、「どうすれば伝わるか」を考えるようになりました。』ーーー大変なときはどうやって乗り越えていますか?『悩みは 一人で抱え込まないようにしています。周りには頼れるスタッフが多いので、わからないことや不安なことはすぐに相談するようにしています。上下関係に関係なく意見が言えるので、本当に働きやすいと感じています。』“ありがとう”が、直接届く仕事ーーー田中さんがやりがいを感じる瞬間はどんな時でしょうか。『ご利用者様が安心して生活できている姿を見たときですね。あとは、その様子をご家族に共有したときに、「ありがとうございます」と言ってもらえること。それがすごく嬉しくて、やりがいを感じます。』“自分の仕事”から、“チームの仕事”へーーーサブリーダーになったときの心境や変化したことはありますか?『サブリーダーのお話をいただき、「自分だけではダメだな」と思いました。これまでは自分の業務が中心でしたが、今はチーム全体を見ることを意識するようになりました。伝え方一つでも、相手にどう届くかを考えるようになりました。』“何のための支援か”を大切にーーーそんな”伝え方”で田中さんが意識していることはどんなことでしょうか?『例えばスタッフの方でしたら、間違いをそのまま指摘するのではなく、「何のための支援なのか」をまずは自分でも考えてもらえるように言葉を選び伝えるようにしています。あとは、自分が言われて嫌な言い方はしないこと。感情的にではなく、冷静に伝えることを意識しています。』田中さんは感情的に話さないように、アンガーマネジメントの方法として「6秒ルール」という方法を活用していると話してくれました。一人ひとりが輝けるチームへーーーサブリーダーとしてチームづくりで大切にしていることはどんなことでしょうか。『スタッフ一人ひとりが楽しく働ける環境を整えることです。そのためにわずかでも一人ひとりと話す時間も大切にしています。』ーーー具体的にはどんのような話をするのでしょうか。 『「最近どう?」といった本当に何気ない会話から少しずつ関係を積み上げていき、本音を話してもらえる関係性をつくりたいと思っています。』“楽しい”は、必ず伝わるーーーさいごに、田中さんがこれから目指すサブリーダー像について教えてください。 『ご利用者様が楽しく生活できる環境をつくりたいです。そのためにも、まずはスタッフも楽しく働ける職場にしたいと思っています。スタッフが楽しく働いていると、その雰囲気はご利用者様にも必ず伝わり、良い支援にも繋がると思います。』5月に韓国で開催される「 HYROX」の大会に出場予定の田中さん。学生の頃には重量上げをしていたこともあり、筋トレは好きなのだそうですが、持久力の必要な競技が実は苦手だといいます(笑)今は大会に向けて苦手な走り込みを頑張っていると話してくれました。“人と関わる仕事がしたい”という想いから始まり、今では“人に支えられながら、人を支える側”へ。特別な経験があったわけではなく、日々の対話と、目の前の人に向き合い続けてきたこと。その積み重ねこそが、田中さんの今をつくっています。お二人の共通していること、それは“人の人生と向き合う仕事を選んだ”ということ。田中さんは、日々の関わりの中で「伝え方」を磨きながら、チームを支える存在へ。中川さんは、「長く関わること」にやりがいを見出し、組織全体に目を向ける立場へ。特別な経験があったわけではなく、目の前の人に向き合い続けてきた積み重ね。その一つひとつが、今の姿につながっています。介護・福祉の仕事を始める理由は”なんでもいい”その一歩の先には、「誰かの人生に関わる仕事」があります。福祉の仕事は、特別な人だけのものではありません。誰かの隣に立とうとするその気持ちが、すでに価値のある一歩になります✨2名のサブリーダーの今後の活躍にも期待が高まります!!