■トレーニングの良さをどのように伝えていきたいですか?まずはスタッフの方たちへ感謝の気持ちを伝えたいと思っています。働くスタッフがいなかったら福祉は成り立たないです。と同時にもっと頑張ってほしいとも思います。みんなが幸せと感じる連鎖を作っていくために。障害を持った方たちは自分の人生をどのように豊かにしていくのかに気がついていない方やわからない方も中にはいると思います。間違いなくトレーニングは元気になれる源なのでたくさんの方に知ってもらいたいですし、人生を豊かにする選択肢の一つにしていただければと考えています。例えば、何キロのダンベルを持ち上げられるようになるという一つ目標を持ち、そこに向かって頑張ることも人生が豊かになっているということに繋がると思います。ご家族に関しては自分の子供が幸せに生きていたらそれだけで嬉しいし幸せだと思いますしそこにもリンクしてくるのかなと。ご家族は生活のサポートを長い間してこられて、自分に使う時間が少なかったと思います。トレーニングを通してリフレッシュする時間や自身の健康にも気を使ってもらえるきっかけになればと思います。様々な角度からトレーニングは人生の支えになることを伝えていきたいと思っています。 ■エディさんがHIDAMARIGROUPでやってみたいってことは?福祉についてまだ理解が浅いので回数を重ねるごとにトレーニングやアクティビティを考えていきたいです。まずはスタッフや利用者様の気持ちを解釈し何を求めているかを知っていくことからかなと思っています。実は僕はこうして障害の方と公に関わることは今まで逃げていた部分でした。純粋な気持ちでやったことが、“ブランディングの為では?”や“偽善者だ”など、違う捉え方で受け取られてしまうのではないかと恐れ、一歩踏み出すことができませんでした。そのもどかしさがある中での丹羽社長との出会いだったのですごく運命を感じました。遅かれ早かれ出会うことになっていた縁だと思っています。やりたかった新たな挑戦が今年実現できるというのはすごく嬉しいです。僕のような仕事をしていると、勘違いしてしまうこともあるので、自分ももっと頑張らなくちゃ、とか今の環境に感謝する機会でもあるので自身の成長にも繋がると思っています。僕からすると福祉の会社がこうやってフィットネスに絡んだ取り組みをしているということは本当にありがたいことです。■実業団【7SEAS】、HIDAMARIスタッフに一言お願いします!みなさんとフィットネスを通して、福祉に携われることを誇らしく思っています。こうしてフィットネスと福祉を繋げてくださり日々、実際に現場で働くみなさんには感謝を伝えていきたいです。せっかくトレーニングマネージャーをさせてもらうからには選手として成長してほしいですし将来的には僕と同じステージに立てるような人たちも生まれてほしいと思っています。みなさんと一緒に切磋琢磨していきたいと思うのでよろしくお願いします! ◆エディさん秘話 丹羽代表より◆エディさんは福祉において行動に移せていなかったとお話されていますが、陰ですごく動かれていて。エディさんのイベントに来た方のお子さんが病気を抱えていてサインを頼まれた時には、サインだけでなく直接病院に会いに行ったりされていました。少しでも辛い時期の支えになればという純粋な思いで動かれているのだなと。また、僕にトレーニング好きの後輩がいて、その後輩が数年前に癌を発症しました。その時、僕とエディさんはまだ知り合ってもいないですし、Instagramですごいトレーニーがいるなと思っていた時期で。先日その後輩から、エディさん個人から激励の動画が送られてきたという話を聞いて本当に驚きました。後輩は「入院中擦り切れる程動画見ました!!丹羽さん、エディさんにお礼伝えてください!!」とお願いされたのです。誰も知らないところでこういう行動ができるのは本当に人として尊敬しますしエディさんの人間味を感じました。あと実は数年前にエディさんとたまたまジムでお会いしたことがあります。その時に、福祉の仕事をしていますと自己紹介したら、『僕、障害をお持ちの方にトレーニング教えにいきますよ!!!お力になれることがあれば言ってください』とエディさんから言ってくれたのを鮮明に覚えています。その時は恐れ多すぎてありがとうございますで話が終わっていましたが、こうして再会して本気でHIDAMARIGROUPと関わってくれることになってとても嬉しいです。〜完〜