2022年10月29日(土)に障害者介護サービスを提供するHIDAMARIGROUPが日頃の感謝を込め大規模なイベント『HIDAMARI DAYS』を開催しました。当日はスペシャルゲストとして元大手アイドルグループで活躍されていた田口淳之介さんのライブパフォーマンスが行われ、ご利用者による歌のステージ、マッチョによるステージ上でのコンテスト、筋トレ体験ブースや薪割り焚き火体験、キッチンカーまで準備され大いに盛り上がりました。HIDAMARIDAYSを振り返って社長の生の声をお届けします!インタビュー中も『やって良かった、素敵な時間だった』と何度も口にされた丹羽代表。田口淳之介さんとの出会いや、HIDAMARIDAYSの準備期間から当日までの社長の想いを赤裸々に話してくださりました。HIDAMARI DAYS当日、終始笑顔の社長でしたがどんな想いでしたか?午前中は正直とても不安でした。僕の役割が挨拶以外フリーだったので、どこにいていいかわからなくて各ブースをやたらと回ったり無駄な動きをしてしまいました(笑)人が集まってくれるのかな、とか事故やトラブルが起こらないかな、とか色んな面で不安があってソワソワ落ち着かない時間がありました。徐々に来場者が増え、来てくれた方の顔を見たり声をかけてくれる方もたくさんいて自然に気持ちに余裕が出てきました。自分が笑顔という意識はなく、みんなの笑顔をみることで素直に自分も楽しめていたし“開催して良かった”という想いが表情に出ていたんだと思います。最終的に自分が一番楽しんでいたかもしれないです!(笑)どういった経緯でHIDAMARIDAYSを開催することになりましたか?なぜHIDAMARIDAYSを開催しましたか?昔『秋祭り』という小規模なイベントをやって、その直後くらいからコロナ禍が始まってイベントが出来ない状況が続きました。僕も含め利用者様、ご家族様、スタッフ、全員が楽しみがないという状況をどうにかできないかとここ数年ずっと考えていました。僕の中ではこれからの日本の福祉業界に必要なことって楽しんでいくことだと思うんです。楽しんで何か経験した時って新しいアイディアが出て来たり、気持ちも前向きになれるじゃないですか。ただコロナ禍が続いてそういった感覚が麻痺したり楽しむ時間も失われて疲弊感が蓄積され活気がなくなっていくのは悪循環だなと思っていました。誰かが動き出さないと始まらないと思ったし、あと僕自身もただただ楽しむ場が欲しかったっていうのもあって開催にいたりました。HIDAMARIGROUPのご利用者、ご家族、近隣の方や関わってくれる全ての方に“やっぱあの人たちと一緒にいると楽しいよね!おもしろいことしてくれるよね!”と思ってもらいたいのと、この状況を打開する為にも久しぶりにイベントをやってみるか!となりました。【人生を応援する】【出会えて良かった】という僕らの理念にリンクした部分もあって、言葉だけでなく、実際にそういった想いを表現できる場を設けて伝えたいなというのが始まりでしたね。実際に開催してみて社長の思い描くイベントになりましたか?今回組織として得るものは多くありました。とても大雑把な僕の構想を具体化してくれたのがマネージャーの五藤とジュニアマネージャーの窪、幹部陣です。運営チームを作って動いてくれました。やりたいことをカタチにしてくれたし、むしろそれ以上のものがつくられていたので僕も当日すごいなと思いました。来てくれる方全員に楽しんでもらおうという気持ちが僕以上にあるんだなと伝わってきました。大規模なイベントは初めてですが準備はどのように進められたのですか?実は細かい会議には僕は参加してないんです(笑)想いや、こういうことやろう!と少し話をする中で自然と僕のやりたいことを五藤と窪が汲み取り運営チームにも伝えてくれました。そこから色々なアイディアが出てスタッフ、利用者様を巻き込んで皆んなで作り上げるHIDAMARIDAYSにしようと準備を始めました。生活介護atto(アット)に通所してくださっている利用者様たちは提供するカレーの買い物や仕込みのお手伝いをしてくれたり、メインステージで行うダンスは動画を撮り社内で共有して、スタッフも利用者様も一緒に踊れるように準備しました。皆んな覚えてきてくれてとても嬉しかったです。初めての大規模なイベントだったので手探りな部分がほとんどでした。なにが完成かわからないままのスタートで市に連絡して情報収集したり近隣へ挨拶へ行ったり。段取りが良かったかと聞かれると悪かったと思います、何もわからないながらも進めていたので(笑)完璧なものを目指してはいたけれどそれは難しいということも理解していたので、今後、2回3回と続ける為の材料集めとして取り組みました。次回も楽しみにしててくれると嬉しいです。田口淳之介さんとの出会いは?実際に会ってみてどんな印象でしたか?共通の知り合いがいて、その方から田口さんが福祉に興味あると聞きマネージャーを紹介してもらいました。マネージャーとどう関心があるのか一度話しましょうという所から始まったんですけど、なかなか福祉業界参入のカタチが定まらなくてフワッと話が終わっていたんですね。そんな時に音声SNSで田口さん本人から声をかけてくれました。最初は本当に本人か?!って思いました(笑) 福祉業界の力になりたいと田口さん自身が話す中で不安要素もあったみたいで。直接現場に行って邪魔してしまうのは怖いし申し訳ないという気持ちがあると正直に話してくれました。田口さんの方から『エンタメ系の内容であれば力になれることもあると思うので、イベントを開催して、来場された方の介助や子供たちに直接ダンスを教えたりするのはどうですか?』と提案してくれて、それはすごくいいですね!という話になっていたけどコロナで1年半くらい期間があいてしまったんです。今回HIDAMARIDAYS開催が決定したタイミングで田口さんにお声かけしたら『行きます!!』と即答してくれました。フワッとしていた話を音声SNSで田口さんが直接声をかけてきてくれたことでグッと現実味が増して実現できました。打ち合わせの時からすごくいい方だなという印象だったんですが、実際にお会いしたら想像以上にいい人で本当に素敵な方でした。一番びっくりしたのがNGがほぼないことです!(笑) 田口さんから握手もサインも大丈夫ですと最初に言ってくれて、ひだまりのTikTokに出てくれませんかという当日の急なお願いにも『いいですよ!』と対応してくれました。しかも『こうやったらもっとおもしろくなるんじゃない?』と提案までしてくれてもう全ての対応が素敵でした。あと、ライブ前の気合い入れはものすごくかっこよかったです。あ、今スイッチ入ったんだなって。さすがプロだなと思いました。次回のHIDAMARIDAYSでやりたいことはどんなことですか?楽しんでもらうことが一番のモットーなので、楽しんでもらえそうなコンテンツは増やす予定です。筋肉で話題になっている会社なのでマッチョコンテストのクオリティーはあげていきたいです。今後筋肉界で有名な方も会社と関わりを持ってくれる予定なので、見てもらえる場をHIDAMARIDAYSに限らず増やしていきたいなと考えています。利用者向けのコンテストもイベント内で開催したいなと思っています。アメリカでは車椅子ユーザーのマッチョコンテストがあるみたいで輝ける場があると日々の生活の活力になるのかなと。放課後等デイサービスを利用しているの子たちがステージに上がってパフォーマンスをしたり利用者様もご家族も喜んでいただけることをもっともっとしていきたいです。体育会系の出し物を増やしながら田口さんのようなエンタメ要素も取り入れていくことも視野に入れています。今後HIDAMARIGROUPに関心があるという著名人が何か一緒にやりたいよっていう声があればやれることの幅が広がるのかなと思っています。筋肉のことも福祉業界のことも、興味はあるけどきっかけがないっていう方のきっかけになれたらなと。HIDAMARIグループのご利用者、そのご家族へ一言お願いします!HIDAMARIDAYSにお越しいただきありがとうございました!僕たちと関わってよかったなと思っていただけるような会社でありつづけたいと思っています。楽しさも安心という部分も与え続けられるような存在でいたいです。他の福祉施設や法人とは一味二味違う経験、体験をしていただけるよう約束します。これからも次何が起きるんだろうと楽しみにしててもらえたら嬉しいです。さいごにHIDAMARIDAYS vol1を通して感じたことを次はどのようなカタチでご利用者、ご家族、スタッフに届けようか既に次に向かって走り出している丹羽代表。HIDAMARIGROUPの今後の新しい取り組みにとてもワクワクするインタビューでした。